【今週の馬場考察】2/18~19 阪神 京都牝馬ステークス(GⅢ)

今週の馬場考察

阪神競馬場の馬場状態

2023年の阪神競馬が先週から開幕し今週は2週目。まず以下を頭に入れておいてほしい。

ぽぽん
ぽぽん

2/11㈯~4/2㈰まで16日間はAコース(内柵を最内)を使用。
つまり大阪杯(GI)の頃にはインが荒れ地。

 

4/8㈯~4/16㈰の4日間はBコース(Aコースから直線部3メートル、
曲線部4メートル外側に内柵を設置)を使用。
ただでさえ外枠不利の1600m。桜花賞(GI)が毎年外枠ガン詰みになる理由がこれ。

先週の状況を見た所、昨年10~12月の26日間に渡る開催で酷使された阪神の馬場は芝の張替えなどを施してインコースはキレイになっているが、外目はまだ若干のボコツキが見られた。

力のある馬は外からも差し込んでこれるが、所詮はまだコースロスの無い内側が有利。見た目の決着に惑わされにようにしたい。

馬場の変遷

今開催の阪神は1回2回の連続開催で延べ10週20日間続く。
最上段が開幕週で下に行くほど最新となる。

内回り3コーナー

Aコース

外回り4コーナー

Aコース

直線

Aコース

  • 野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。
  • 凍結防止および芝保護のため、日陰部等のシート養生を行う場合があります。
  • 芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。

A①昨年の第6回阪神競馬終了後、特に傷みの激しかった内回り3コーナー、4コーナーから正面直線にかけて約5,200平方メートルの芝張替を行い、併せてコース内側に洋芝の追加播種を実施しました。その後、1月中旬より約2週間保温シートで養生を行いました。厳冬期のため、芝張替を行っていないところにおいて、洋芝が不揃いな箇所や、昨年末までの競馬による傷みが残る箇所が部分的にみられますが、全体的には概ね良好な状態です。

②向正面および外回り3コーナーから4コーナーの内側に軽微な傷みが見られますが、全体的には良好な状態です。

ダート

    • 昨年の第6回阪神競馬終了後、路盤点検および砂厚調整を行いました。
    • クッション砂の砂厚は9.0センチメートル(従来通り)で調整しています。
    • 乾燥が著しい場合は、競走馬の安全のため散水を行う場合があります。
    • クッション砂の凍結防止のため、コース全面に凍結防止剤を散布する場合があります。

JRAの発表内容→①が開幕週②は2週目の発表。

さすがに酷使した爪痕は深かったようで芝の不揃いな個所も目立つが概ね良好とのこと。クッション値は金曜時点で9.5、土日も雨はないのでこのまま良馬場での開催になるだろう。

99.9%イン前有利の高速馬場と見て良い。

阪神競馬場:コース図

引用:JRA

昭和の時代は「オムスビ型の競馬場」として親しまれていた阪神競馬場だが、平成に入って装いを一新。「従来の3、4コーナーの外側に、外回りコースを新設」という大規模な改修をへて、日本屈指のスケールを誇る競馬場に生まれ変わった。内回りコースの1周距離は1689メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)と標準的なサイズながら、新設された外回りコースの1周距離は実に2089メートル。右回りの競馬場の中では日本最長で、東京競馬場(2083.1メートル)をも上回る。

そんな外回りコースの特徴はバックストレッチが非常に長く、3、4コーナーのカーブもゆったりしていること。内回りコースと分岐した後もしばらくまっすぐ走り、広々とした3、4コーナーを回って直線に向く。ちなみに内回りの芝1200メートルと外回りの芝1600メートルは発走地点が同じ、また、2コーナー付近に発走地点が設けられている東京の芝1600メートルに対し、阪神の芝1600メートルは向正面半ばからスタートを切る。これらを重ね合わせれば、バックストレッチの長さと3、4コーナーの大きさをイメージしていただけるはずだ。

さらに外回りコースの直線は473.6メートルと右回り最長(新潟、東京に次いで全場3位)。ゴール前には急坂も設けられている。サイズは標準的で決して小さいわけではない内回りコース(直線の長さは356.5メートル)だが、外回りはより“紛れ”が生じにくい、馬の実力がストレートに反映されるコースといえるだろう。

ただし幅員はそれほど広くなく、コースの設定はA、Bのみ。4つのコース(A、B、C、D)を使い分けられる京都に比べると、馬場の傷みは進行しやすい。梅雨と重なる6月の開催は特に、タフなコンディションになりやすいことは頭に入れておこう。

コースの起伏に目を向けると、内回りコースでは残り800メートル地点から、外回りコースでは残り600メートル地点から、直線の半ばにかけて緩やかな下り勾配が続き、ゴール前の急坂につながるレイアウト。この上り坂は高低差こそ1.8メートルながら、勾配は1.5%となかなかキツい。

一方のダートコースは残り900メートル地点から直線にかけて緩やかに下り、残り200メートル地点に高低差1.6メートルの上り坂が待ち受ける起伏構成。1周距離は1517.6メートル、直線の長さは352.7メートルで、芝の内回りと同様、こちらも標準サイズといえる。とはいえゴール前に坂が設けられている阪神と平坦な京都では、パフォーマンスに差が出る馬もいるので注意が必要だ。

コースは右回り、ダートは1400メートル戦と2000メートル戦が芝スタート。また、障害戦はタスキコースを含む専用コースで争われる。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1200m 外枠不利・ペースに注意

最初のコーナーまで約243mしかなく本来は内枠逃げ馬有利。
開催が進めば小倉の1200みたいにゴール前一変爆荒れのカオスなレースも。

芝1400m 多頭数の外枠先行馬は不利

芝1200mのスタートから200m伸びただけだがコーナーの入りまで243mと443mでは天と地ほども違う。差しも効くがある程度の位置は欲しい。

芝1600m 外枠OUT

年間通して外は不利。8枠は本当に厳しいが多頭数の外枠から来る馬は素直に能力を認めて良い。

芝1800m(外回り) フラット

最初のコーナーまで600m超なら枠順はどこでもいい。脚質云々より「本質的な強さ」が問われるので堅いと思しき馬が出て来たら全ツ。

芝2000m フラット

コーナーワークの巧さが重要と見ているコースで少し力が劣る穴馬も立ち回り一つで好配当を演出する。大阪杯のビデオを舐めるように見るとよくわかる。

芝2200m フラット

2000mより200m後方からのスタートで最初のコーナーまで約525m。強い馬は容赦なく強さを見せつける良コース。

芝2400m(外回り) 逃げ馬不利・程よい中枠優勢

坂下スタートで逃げ馬はまず疑問視。外枠過ぎも微妙。

芝2600m(外回り) 今週は無し フラット

2200mとスタート地点は同じだがこちらは外回り。試行回数が少なすぎてデータなどはほぼ無いに等しい。

芝3000m(内回り) 今週は無し

そもそも滅多に無い。

 

ダート1400m 2000m 断然外枠

芝スタートのダートは競馬場を問わず恒常的に断然外枠有利。これは抗いようがない事実。

 

 

結論

  • 基本的には逃げ先行馬。
  • 内枠有利。外から来るには一枚上の能力が必要。
  • 多頭数1200m、1600mの外枠は即消し。
  • 多頭数芝1400mの先行馬は割引。
  • 2400mの逃げ馬は即消し。
  • 堅いのがいると感じたら1800m(通年)

今週のおすすめ

土曜

11R ⑰スカイグルーヴ 最後のメイチ。外枠から先行はダメだが差しに回れば。

日曜

未定

他場

2/18~19 東京 フェブラリーS(GI)ダイヤモンドS(GⅢ)

2/18~19 小倉 小倉大賞典(GⅢ)

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