【今週の馬場考察】11/12~13 東京 武蔵野S(GⅢ)

今週の馬場考察

東京競馬場の馬場状態

今週は東京開催6週目(12~13日目)でBコースの3週目。

日曜日が雨予報で100%カオス。しかも上級クラスは非根幹距離のみの今週の東京芝は手が出しずらい。

例年では来週に超高速馬場が復活するのでそれなりに方針が見えて来るが、今週は一息入れるのが無難に思える。どう考えても今週は馬場丸見えの阪神が開放台。しかし日曜はあちらも雨。うーん。。。なんて週だ。

それでも東京にも手を出すなら基本的性能の高い馬を盲信。そしてメインのダ1600mでレモンポップの未来がどうなるかを想像しながら観戦しよう。ちなみに彼は恐らくいずれGIは勝てる馬。

馬場の変遷

東京は4~5回の連続開催で計17日間。前半7日はAコース、中間の6日はBコース(Aコースから3m外に内柵を設置)、後半4日はCコース(Aコースから6m外に内柵を設置)を使用する。

 

3コーナー

Aコース

Bコース

4コーナー

Aコース

Bコース

直線

Aコース

Bコース

A①第3回東京競馬終了後、傷んだ内側を中心に約32,000平方メートルの芝張替作業を行いました。その後、肥料散布・散水等の生育促進に努め、8月下旬にオーバーシードとして洋芝を播種しました。野芝および洋芝ともに順調に生育しており、全体的に良好な状態です。

②3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みが出始めました。

③3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内柵沿いに傷みがあります。

B④今週からBコースを使用します。柵の移動により傷んだ箇所は概ねカバーされましたが、3コーナーから4コーナーの内柵沿いに軽微な傷みがあります。

B⑤コース全体の内柵沿いに軽い傷みがあります。

B⑥コース全体の内柵沿いに傷みがあります。

JRAの発表は①が1週目②が2週目と追記していく形式。

見た所確かに内に痛みはあるが、踏み固められており重いという感じは無い。やや外が伸びやすくなった程度で脚質的な優位性が露骨に現れる事はなさそうだ。

開幕当初のバカげた時計はでないだろうが馬柱に載れば少し気になる程度の好時計は十分出ると思われる馬場。

東京競馬場:コース図

引用:JRA

日本ダービーやジャパンカップをはじめ、数々のビッグレースが行われる東京競馬場は、日本競馬の「顔」と呼ぶにふさわしいスケールの大きな競馬場だ。コースは左回りで、芝の1周距離は2083.1メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)、直線の長さは525.9メートル。幅員も最大41メートルと非常に広い。

起伏の構成もチャンピオンの座を争うコースにふさわしいハードなもの。ゴールを起点に追っていくと、1コーナーから向正面半ばにかけて高低差1.9メートルの長い下り坂が続き、その直後、3コーナーの手前には、高低差1.5メートルの上り坂が待ち受ける。 最初の坂を上りきった後は短い平坦部分を挟んで下り勾配が続き、4コーナーの手前からは再び若干の上り勾配に。そして直線、残り460メートル地点から300メートル地点にかけては2つめの上り坂が設けられている。中山や阪神に比べると勾配自体はなだらかでも、高低差は2メートルに及ぶこの坂を上り切った後も、300メートル(函館・芝コースの直線の長さとほぼ同じ)走ってようやくゴールにたどり着く。コースを1周する間に“2つの坂”を上り下りするレイアウトは福島も同じだが、スケールは段違いなのだ。

新潟などのローカル場と違い、カーブの半径がゆったりしているため、コーナーでゴチャつく可能性も低い。さらに広々とした幅員をいかし、4つ(A、B、C、D)のコースを使い分けることによって、馬場の傷みの分散化が図られている。様々な面から“紛れ”の介在する余地が小さいわけで、馬の能力がストレートに反映されやすいコースと言える。

一方のダートコースは1周距離が1899メートル、直線の長さが501.6メートルと、正真正銘、日本一のスケールを誇る。バックストレッチとホームストレッチに2つの坂が設けられている起伏構成は芝コースと同じだが、直線の上り坂の高低差は2.4メートルと芝コースを上回る。こちらも非常にタフでハードなコースなのである。

それだけに新潟の外回りコースと同様、直線の末脚比べとなるレースが多い。差し、追い込み馬の活躍が他場以上に目立つこと、まくりはあまり決まらないことも新潟・外回りとの共通項。早くに動いて押し切るのは至難の業ということだろう。

ダートコースはフェブラリーS(GⅠ)の舞台となる1600メートルのみが芝スタート。また、障害レースは固定障害の専用コースを使用して争われるが、年に2回の障害重賞(東京ジャンプS、東京ハイジャンプ)では通常時より難易度の高い“重賞仕様”の障害(大いけ垣、大竹柵)が設置される。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1400m フラット・展開次第

出来れば静観。

 

芝1600m フラット

なぜか外枠が嫌われる競馬界なので個人的に大好物でドル箱。開催が進むと内枠が死ぬので結婚できるレベルに好き。

 

芝1800m 外枠不利

スタートから向こう正面の合流まで約150mしかなく、外枠を引く時点でツキがない。

 

芝2000m 圧倒的に外枠不利

超絶欠陥コースで多頭数の外枠引いたら人気でも軽く飛ぶ。

 

芝2400m 今週は無し

芝2500m 今週は無し

 

ダート1600m 断然外枠

芝スタートのダートは競馬場を問わず恒常的に断然外枠有利。これは抗いようがない事実。

 

 

結論

  • 土曜はまだ能力上位馬優勢の馬場
  • 脚質はそれほど重要ではない
  • 日曜は雨でカオス

今週のおすすめ

土曜

11R ⑫スマッシングハーツ 敢えて小波乱狙い。末脚炸裂なら丸呑み可。

日曜

10R ⑦ルージュエヴァイユ 強い馬条件ならコレ

11R ②ウインシャーロット 過去3戦相手強い

他場

11/12~13 阪神 エリザベス女王杯(GI)デイリー杯2歳S(GⅡ)

11/12~13 福島 福島記念(GⅢ)

 

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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