【今週の馬場考察】1/28~29 東京 根岸ステークス(GⅢ)

今週の馬場考察

『江戸の敵を長崎で討つ』

古代より競馬民の間ではこれを用いて『〇〇の敵は××で討つ』と、施行競馬場や、時には馬名・騎手名を入れ替えることによってポジティブ思考に切り替える戦術が連綿と受け継がれている。

中山から東京へ替わる

年末年始に痛手を被ったのならば

『中山の敵を府中で討つ』

とするにうってつけの舞台。

パワーの右回り中山からスピードとキレの左回り東京に替わり、読者の方々も「東京替わりで」と温めていた穴馬に早く会いたいことだろう。もちろん中山で好走した馬が人気を背負って東京で沈むということも頻繁に発生するのでその辺りに妙味を見出すのも良い。

ダートに於いては中山短距離部門の1200mは1300、1400、1600へと距離延長され、中距離部門の1800mは1600への短縮もしくは2100への延長と頭を悩ます事になるが柔軟に対処していこう。

なお、開幕週は1/29㈰に伝統のダート重賞である岸ステークス(GⅢ)が行われる。フェブラリーステークス(GI・2/19)でも人気を集めるであろう有力馬が多数揃い、例年以上に見逃せない一戦。好勝負に期待だ。

東京競馬場の馬場状態

今週から2023年初となる東京開催。昨年11/27のジャパンカップデーから2か月ぶりとなる今開催は8日間全てDコース(Aコースから9m外に内柵を設置)で施行される。

昨年の最終開催がⅭコースを2週間のみ使用、そして2か月の休息を経てさらに3m外へ内柵を置いているので圧倒的に内枠前有利の条件でスタートすることを先ず念頭に置く。

 

馬場の変遷

第1回東京は8日間開催全てDコース(最内から9m外に内柵を設置)を使用する。

3コーナー

Dコース

4コーナー

Dコース

直線

Dコース

  • 野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。
  • 昨年の第5回東京競馬終了後、約1ヶ月間馬場全面をシート養生しました。洋芝の成長は順調で全体的に概ね良好な状態です。
  • 凍結防止および芝保護のため、日陰部等のシート養生を行う場合があります。
  • 芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。

ダート

  • 昨年の第5回東京競馬終了後、路盤点検および砂厚調整を行いました。
  • クッション砂の砂厚は9.0センチメートル(従来通り)で調整しています。
  • 乾燥が著しい場合は、競走馬の安全のため散水を行う場合があります。
  • クッション砂の凍結防止のため、コース全面に凍結防止剤を散布する場合があります。

JRAの発表は以上。

東京開催は週中の降雨も無くウルトラ高速馬場。2023年の芝重賞戦線を賑わしていくであろう馬はトンデモタイムで駆け抜ける事になる。参考までに昨年の白富士ステークス(Ⅼ)でジャックドールが叩き出したタイムは2000m1:57.4。

東京競馬場:コース図

引用:JRA

日本ダービーやジャパンカップをはじめ、数々のビッグレースが行われる東京競馬場は、日本競馬の「顔」と呼ぶにふさわしいスケールの大きな競馬場だ。コースは左回りで、芝の1周距離は2083.1メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)、直線の長さは525.9メートル。幅員も最大41メートルと非常に広い。

起伏の構成もチャンピオンの座を争うコースにふさわしいハードなもの。ゴールを起点に追っていくと、1コーナーから向正面半ばにかけて高低差1.9メートルの長い下り坂が続き、その直後、3コーナーの手前には、高低差1.5メートルの上り坂が待ち受ける。 最初の坂を上りきった後は短い平坦部分を挟んで下り勾配が続き、4コーナーの手前からは再び若干の上り勾配に。そして直線、残り460メートル地点から300メートル地点にかけては2つめの上り坂が設けられている。中山や阪神に比べると勾配自体はなだらかでも、高低差は2メートルに及ぶこの坂を上り切った後も、300メートル(函館・芝コースの直線の長さとほぼ同じ)走ってようやくゴールにたどり着く。コースを1周する間に“2つの坂”を上り下りするレイアウトは福島も同じだが、スケールは段違いなのだ。

新潟などのローカル場と違い、カーブの半径がゆったりしているため、コーナーでゴチャつく可能性も低い。さらに広々とした幅員をいかし、4つ(A、B、C、D)のコースを使い分けることによって、馬場の傷みの分散化が図られている。様々な面から“紛れ”の介在する余地が小さいわけで、馬の能力がストレートに反映されやすいコースと言える。

一方のダートコースは1周距離が1899メートル、直線の長さが501.6メートルと、正真正銘、日本一のスケールを誇る。バックストレッチとホームストレッチに2つの坂が設けられている起伏構成は芝コースと同じだが、直線の上り坂の高低差は2.4メートルと芝コースを上回る。こちらも非常にタフでハードなコースなのである。

それだけに新潟の外回りコースと同様、直線の末脚比べとなるレースが多い。差し、追い込み馬の活躍が他場以上に目立つこと、まくりはあまり決まらないことも新潟・外回りとの共通項。早くに動いて押し切るのは至難の業ということだろう。

ダートコースはフェブラリーS(GⅠ)の舞台となる1600メートルのみが芝スタート。また、障害レースは固定障害の専用コースを使用して争われるが、年に2回の障害重賞(東京ジャンプS、東京ハイジャンプ)では通常時より難易度の高い“重賞仕様”の障害(大いけ垣、大竹柵)が設置される。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1400m 内枠の逃げ馬

開幕週だし、これは仕方ない。

 

芝1600m フラット

なぜか外枠が嫌われる競馬界なので個人的に大好物でドル箱。開催が進むと内枠が死ぬので結婚できるレベルに好き。

 

芝1800m 外枠不利

スタートから向こう正面の合流まで約150mしかなく、外枠を引く時点でツキがない。

 

芝2000m 圧倒的に外枠不利

超絶欠陥コースで多頭数の外枠引いたら人気でも軽く飛ぶ。

 

芝2400m 外枠不利

今週はナシ。

 

芝2500m 2400mよりは平等

今週はナシ。

 

ダート1600m 断然外枠

芝スタートのダートは競馬場を問わず恒常的に断然外枠有利。これは抗いようがない事実。

結論

  • 圧倒的に内枠前有利。
  • スピードに秀でた馬。
  • 芝1800m~2000mの外枠は致命的。
  • 1600mは例外で芝ダート共に外枠が狙い目。

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今週のおすすめ

土曜

10R ⑩ブーケファロス 動き良い。先々は1200mのほうがよいという見立てで今日はスぺ仲間と注目。

11R ⑦サリエラ この中で仮にGIに手が届く可能性のある馬と聞かれたら

日曜

5R ⑤ジーククローネ 調教一変したとの噂。相手③ルメ

7R ①サトノギベオン 前走内容めちゃくちゃ。出遅れ危険なので相手⑪の単も。

9R ④ベラジオオペラ 前走ラップ優秀相手⑤で一点。

10R ④レッドモンレーヴ 相手⑦で順当

11R ⑩タガノビューティ 届け。相手⑬⑥④⑦

他場

1/28~29 中京 シルクロードステークス(GⅢ)

1/28~29 小倉

 

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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