日経賞（GⅡ）
3/25㈯に中山競馬場で行われる第71回日経賞（GⅡ）の追い切りと考察。
アスクビクターモアvsタイトルホルダーという新旧菊花賞馬の激突が注目される中、週末にかけてイヤな雨雲がかかる中山は今週も渋馬場開催が濃厚。
中山2500ｍは外枠不利が定説だが、スタート直後に訪れる3コーナー内側の今の荒れ方は酷く、しかも今年の日経賞は12頭と手頃な頭数によって争われるためむしろあまり内枠も歓迎材料ではない。
引用：競馬ラボ
大方の予想通り2強による手に汗握るマッチレースか、はたまた伏兵による波乱か。
それでは追い切り内容を踏まえて考察をしていこう。
追い切りと考察
①コトブキテティス
美浦坂 ｄ びしびし追うも遅い
- WBC優勝「寿」って誰か言ってた。
②タイトルホルダー
ｗ ｃ+ ただただ貫禄
- 昨年は年度代表馬次点。
- 4歳馬以外とはほぼ勝負付けの済んだメンツ。
- タフな馬場でも問題ない。
- 力出せるか否かの一点。
- 昨年の凱旋門賞前に岡田スタッドで伺った話によると「来年はもっと強くなる」とのこと。
③キングオブドラゴン
坂 ｃ ふつう
- 充実しており京都記念も好内容。
- 鞍上的に勝負気配は薄い。
- 行っても控えても今回は展開的に地獄か。
④ライラック
ｗ ｃ 馬なりで上々の動き。
- パワー質の馬場は合うし、54㎏は魅力。
- 配当的魅力は皆無。
⑤ディアスティマ
坂 ｃ 北村乗っけて楽走。
- 今回は先行勢強力過ぎて難しいか。
⑥ボッケリーニ
ｃｗ ｃ 終いだけ強め。
- JC、有馬は完全に枠負け。
- タイトルホルダーの下位互換的な馬。
- レースセンスは非常に高いので格下には無双する傾向。
- 今回の相手は遥かに格上で、勝ちには届かないか。
- 重はこなす。
⑦アリストテレス
坂 ｄ 力感失せた
- 買えない戦いが続く。
⑧カントル
坂 ｃ+ ほんのり気合いを付ける程度で乗り役が後ろを見ながら好時計マーク。
- アルゼンチン共和国杯（GⅡ）は不利で4着。
- 前走中日新聞杯（GⅢ）も2番人気に指示されている。
- ダービー馬の全弟で2500ｍが悪いとは思えないし
- 11番人気の単勝万券は人気急落し過ぎ。
- 2強がやりあう展開になれば中団から差して来る。
⑨アスクビクターモア
ｗ ｃ+ 単走好時計。終い少し気合い入れる程度で上々の伸び。
- 先週今週と及第点以上の時計で前哨戦とはいえぬかりはない。
- 昨年の3歳五芒星の一角として十分な働き。
- タイトルホルダーとの2500ｍマッチレースもあるか。
⑩マイネルファンロン
ｗ ｄ 動き固い。
- ピークは過ぎた。
⑪マカオンドール
坂 ｃ 馬なり。ぼちぼち力は出せそう。
- 10カ月ぶりの実戦、脚元の不安など危険因子は多いがその分配当には魅力。
- 昨年の今頃は春天の穴候補にもなっていた馬。
- 力出せればこのメンツでも入着は可。
⑫ヒートオンビート
ｃｗ ｃ 少し久々を感じさせる。
- 能力は足りるがそこがカギ。
- 走ってはいるが道悪がそれほど良いという印象はない。
好調教馬
ｃ+ タイトルホルダー アスクビクターモア カントル
まとめ
2強が強いのは至極当然でまともなら2頭立て。どちらも連対を逃すことは想像し難いが、バチバチにやり合うことも想定しておかねばなるまい。
そこで今回はあまりにナメられ過ぎた⑧カントルに◎。前がかりのレースになれば夢を乗せて飛んでくるだけの資質はある。
3/25㈯中山競馬場の馬場
その他
3/26㈰高松宮記念
3/26㈰マーチステークス
3/25㈯毎日杯
3/25㈯ドバイワールドカップ
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