2023年3月18㈯に中京競馬場で行われた第37回中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)は、幸英明騎手騎乗の8番人気タマモブラックタイが優勝。1番人気のカルロヴェローチェをハナ差退け重賞初制覇を飾った同馬は胸を張って5/7㈰に東京競馬場で行われるNHKマイルカップ(GI)に向かう。
ファルコンステークス(GⅢ)
各馬短評
1着 ⑥タマモブラックタイ
澱みない展開、雨模様、人気馬が好調教で配当妙味薄、ストライキの影響etc…
まず大勝負するレースではないことは先に申し上げておく。
- こう事前にお伝えしたように、シンガリ人気が飛び込んでくるようなレースで、天候と馬場に結果が左右された事も否めない。
- ルーフと好戦実績あるもそれほど好材料もなく微妙な評価。
- 先行した人気薄のダート馬が5着に粘れているように前が残れる競馬での先行抜け出し。なお、逃げたウメムスビは力不足。ペースセッティングは行き脚を付けてかかっておさえるという岩田パパにしてはあり得ないような駄騎乗で力尽きる。
- ほぼ理想的な位置取りから抜け出し、カルロヴェローチェの追撃をおさえる。
- 道悪適性(稍重以上3.1.0.0)は高い次元なので覚えておこう。
2着 ②カルロヴェローチェ
- 前走はそこそこ強い相手に逃げて上がり最速の強い競馬をしたにも関わらず今回は好発からガチ抑え。
- そこで強引に控える事で一生馬と喧嘩をし続けて直線は前が壁という超絶駄騎乗。武豊の教育騎乗?関係ない。恐ろしく下手に乗っている。
- 断トツで強い競馬をしており、普通に逃げさせていれば3馬身差くらいの楽勝。
- 将来的に重賞勝ちは確定レベル。
- NHKマイルの有力候補の1頭に。
- スプリント戦線でも面白いだろう。
3着 ④サウザンサニー
- そろそろ飽きて来るレベルですらあるこの世代のトレンド「ダートしか勝ち鞍の無い馬の芝重賞好走」
- 大多数の人が騙されていたような先週の内枠インコース前有利の馬場は道悪になってもそのまま継続しているが、この1400mでは影響はそれほど大きくない。
- なにしろこの馬が通った進路は1.2着馬より全然外。
- 道悪の巧拙によって3着した感はあるが、前有利の展開で後ろから来れたのは収穫。
- 芝適性に関しては良馬場でもう一度判断したい。
4着 ⑩ミルトクレイモー
- 7番人気は過小評価。
- こちらも好発で控える無能競馬をするが影響は最小限に抑えた。
- 直線も少しチグハグ。
- 素質はあるので名手を乗せれば最悪でもOPまでは到達するだろう。
5着 ⑨アームズレイン
- 前有利を有効利用。
- 父コパノリッキーでダート系の重馬場ハマリ。
6着 ①テラステラ
- 1.2着馬の直後で進めているので展開は問題ない。
- 最後バテたペースセッティングに寄られたが些末。
- 道悪適性の差がモロに出た結果。
- 良馬場でも人気が下がるようなら100%買い。
まとめ
- 大雨の不良馬場という特異な条件で着順を鵜呑みにするのはNG。
- 明らかに2着カルロヴェローチェが今回は最強だった。
- 耕されたインコースは来週のBコース替わりで無事閉鎖。
参考
ぽぽんのおねがい
話題の川田本
人気が欲しいです(´;ω;`)
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