【第91回日本ダービー（GI）：展望】追い切りと考察

5/26㈰に東京競馬場芝2400ｍで行われる第91回日本ダービー（GI）の追い切りと考察。

正式名称は『東京優駿』

世界的な認知度や歴史は英国ダービーやケンタッキーダービーに劣るが、メンバーレベルもレースレベルも断トツで世界一のダービーがこの日本ダービー。

ここを勝った馬が2024年世界一のダービー馬である。

その栄冠を掴むのはどの馬となるのだろうか？

引用：競馬ラボ

追い切りと考察

①サンライズアース

ｃｗ　ｄ　動きモッサリで一変は疑問

中距離主体で新馬→すみれｓと連勝したが皐月賞では格の違いを見せつけられる。
ダービー好相性の①番枠は良い。
一気の逃げなど、奇襲に出ないとまず話にならない。

②レガレイラ

ｗ　ｄ　静かな調整。皐月賞の方がデキ良し。

完全敗北を喫した皐月賞の結果があって、なおも現状2番人気。
『GIはルメール』の影響力の大きさ。
この馬なら②番枠より⑫くらいの方が良かった。
ホープフルＳは明らかに後方に展開が向く。
負かしたのはそこを前目で進め、最後ヨレまくったシンエンペラー。
皐月賞は位置取りが～。わかるけどそれも強さの一部。
東京替わりが良い？
→アイビーＳ：ホウオウプロサンゲも捕らえられずにダノンエアズロックにも完敗。
絶望的なレベルで過剰人気。
ルメールがスタートを決め、前目で運べば僅かにチャンスがある。
能力的には皐月賞同様5～6着が妥当。
いずれにせよルメールの腕でどこまで詰められるか。
言うまでも無いが一円も買わない。

③ジューンテイク

坂　ｄ　フラフラしとる

京都新聞杯は成長を見せる内容での完勝。
追い込みも先行も出来る融通性を手にしたのは大きい。
また別のところで好走する日を狙う。
さすがに今回は相手が悪い。

➃ビザンチンドリーム

ｃｗ　ｃ　脚捌きも上々で気配よし。

問題は皐月賞で見せた会心の出遅れ。
ちなみに2000ｍは短い馬で、そもそも相手も鬼の前走は用無し。
距離伸びたここや菊花賞で末脚炸裂の可能性は秘める。
恐ろしくレースが下手なのでもう少し時間を置き、成長を待ちたい。

⑤ダノンデサイル

坂　ｄ　さすがに軽すぎる。

もちろん仕上がってはいるだろう。
皐月賞を除外はノリの好判断。
ただ、汚点としては残るし、不安も残る。
京都2歳Ｓではシンエンペラー一強と分かっていたノリが外からビタマーク。
そこで完敗。今回はさらに強いのもいるので厳しい。

⑥コスモキュランダ

ｗ　ｃ+　馬なりで微調整

- 1週前にやっており、細心の調整を施してはいる。
- 但し微少だが線が細く見える。
- →距離を考慮しての削ぎと見る（贔屓目）
- 能力は確実にメンバー中3位以上。
- まともならミラノと一騎打ち濃厚。
- ミルコ。ダービー3勝目よろしく。

【ダービー:考察】
コスモキュランダ

まず第一に、皐月賞と弥生賞で見せた力に偽りはない。

間違いなくコスモキュランダは世代トップクラスの実力馬であり、天で見守る故・岡田総帥の悲願であるダービー制覇を成し遂げるだけの走力を備えている。… pic.twitter.com/xy28geMKbz

— ぽぽん (@popon10d) May 22, 2024

⑦ミスタージーティー

坂　ｄ　馬体の張りは良いが、能力値が不足。

散々もてはやされたが、皐月賞で皆様ようやく目が覚める。
足りない。
これ来るようなら康太の神通力以外の何物でもない。

⑧アーバンシック

ｗ　ｃ+　完璧に仕上げた。馬体も凄まじい。

皐月賞上位2頭が別格なためｃ+だが、通常のレースなら『Ａ』を与えるレベルのデキ。
1000％中山より東京。
問題は当然出遅れ。
ほぼ間違いなく飛んでくる。
あとはどこまで届くかだけ。

⑨ダノンエアズロック

ｗ　ｃ　馬なり好時計

微少な骨折の影響は無いと考えて良さそう。
素晴らしい意見を頂戴した。『モレイラで5馬身変わる』らしい。
となるとプリンシパルＳは10～12着って事。ダービー出れてないじゃん。
ついでにステレンボッシュも桜10着、VMのマスクは12着くらい。
モレイラにGI2勝目を与えたくないのは日本の騎手の総意であることはそのVMで明らかに。
てか血統が全開でマイラー。馬主も短距離寄り。
そこへの注意をほぼ見ないのなんでだろね？
伊達に5億の馬ではないので金パワーでダービー制覇出来るかもミモノ。

⑩サンライズジパング

坂　ｃ　かなり強めに追っており、悔いはないだろう。

ホープフルＳ3着は展開向いたとはいえシンエンペラーの妨害がなければ2着もあった。
但し、真っすぐ走っていればシンエンペラーが勝っている。
そのくらいあの馬にはキツいレースだった。
案外これ気付いてない方が多い。
皐月賞は絶望の超悪枠①。こんなの参考外で良い。
皐月の①～④番で3着以内ならダービー馬券内ほぼ確約だが9着。残念。
好枠を引いており、レガレイラがこれだけ人気ならこの馬にも少なからずチャンスはあるのかもしれない。
でも無理だと思う。

⑪シュガークン

坂　ｄ　流すだけ

青葉賞は武豊を勝たせて有力っぽい馬でダービーに向かわせるための忖度レース。
凡戦の極みで時計も凡。
あれだけ楽に運んで、折り合いを欠くショウナンラプンタに詰められるザマ。
出番はない。
メイショウタバルが取り消した事は前目で運ぶこの馬には幸運。
武豊Ｖ7あるかもよ。
どんどん人気を吸って欲しい。一円も買わない。

⑫シックスペンス

美浦坂　ｃ　馬なりで楽に先着。状態はＯＫ

3戦無敗の重賞勝ち馬が川田を乗っけて来た！
これは熱い！
先行力もあって緩いペースになりそうな今回は展開利も！
枠もそこまで悪くないよ！
精一杯持ち上げた↑。これからは地の底まで落とす↓
これまでの3戦はノーステッキも含め、全てラスト『しっかり』追っている。
全て相手は凡。タイムは超・凡。
スプリングＳ33.3がキレているように見えるがドスローで余力十分のもので、勿論しっかり追っている。
次位上がりは33.4で大外のスティンガーグラス。
ひいらぎ賞で1馬身半負かしたＯＰ馬への登竜門ポッドテオはこのメンツなら10馬身は負ける。
それでも3番人気なんだねペンス。へー。
買う理由が全くない。今回は戸崎と三木さんの邪魔をするだけに送り込まれたノーザンの刺客だと思っている。
とんでもない次段のギア見せられたら諦めるよ。

⑬シンエンペラー

坂　ｃ　頭の高さと真っすぐ走らなさがまだ治りきらない。

昨秋の新馬勝ち段階でGI確勝級評価はコレとジャンタルだけ。
凱旋門賞馬の弟だけにゴチゴチの欧州血統で、体つきもそんな感じ。
ホープフルは前目の競馬とヨレで惜敗。
そこで素直にフランス持って行っていればフランスダービー馬。
そこを敢えて世界最高レベルの日本ダービーへ挑戦。
能力は世代5本指に入る。
その走法だけがネック。
真っすぐ走れれば頂点まで届く能力は持つ。
とりあえずこれ終わり次第2年くらいヨーロッパ遠征して欲しい。
オニャンコポンも連れて。

⑭ゴンバデカーブース

ｗ　ｃ　1回叩いてかなり上昇

NHKマイルカップは勝負に参加できないほどゴミ仕上げ。
あれでほぼ3の4着なら未知の魅力は十分。
ブリックス＆モルタルには社台も頑張って欲しいだろな。
力不足の上位人気数頭買うくらいならコレ買う。

⑮ジャスティンミラノ

坂　ｃ+　落ち着いた馬で静かな調整。

問答無用で強い皐月賞馬。
戸崎の悲願なるか。
↓これで

【ダービー:考察】
ジャスティンミラノ

様々な見解があり、評価は分かれる事だろう。

不安点など挙げればいくらでもある。

・⑮という外目の枠
・皐月賞レコードの反動
・勝負付けは済んでない
・戸崎の2400m成績
・マークされまくる立場
・馬主さんと大牧場etc…

でもね。… pic.twitter.com/QKnYuKDm5v

— ぽぽん (@popon10d) May 24, 2024

⑯メイショウタバル

取消

皐月賞前にもお伝えしたが、スピード色の濃いマイラーorスプリンター。
こういうの早く見抜いとくと無駄な馬券買わないで済むよ。
取り消した事によってジャスティンをスタート直後にカットする存在が消えた。
どうやらジャスティンには運がある模様。

⑰ショウナンラプンタ

坂　ｄ　ふつう

折り合い難を抱えるものの、それでもシュガークンを追い詰めた。
ここでシュガークンは用無しなのでこの馬も厳しい。
取って付けたような『ここでいいでしょ感溢れるゴミ枠⑰』。

⑱エコロヴァルツ

坂　ｃ　ふつう。落ち着いている方。

取って付けたような『ここでいいでしょ感溢れるゴミ枠⑱』
致命的な欠陥として、他馬が嫌い。
明らかに共同通信杯ではその欠陥を修正しようと試みた。
絶望的な程無理だった。
なので逃げかドン尻追走の二択。
マイラー。
どんどん人気落として直線長いレースで追い込みの穴。
どんどん人気落として小回りの逃げ。
多分陣営もわかっているのでそういうの狙おう。

好調教馬

ｃ+　⑧アーバンシック　⑮ジャスティンミラノ　⑥コスモキュランダ

まとめ

- 能力は皐月賞の上位2頭が2馬身抜けている。
- アーバンシックは爆デキ＆東京替わりで一発目論む。
- 能力的に対抗できるのはシンエンペラーまで。
- ◎⑥コスモキュランダ、〇⑮ジャスティンミラノ、▲⑧アーバンシック、△⑬シネンペラー
- 枠の優位性と立場上、皐月の1～2着の逆転を期待。
- 馬連はこの4頭の6点以外あってはならないくらいの気持ち。
- 過剰人気各馬（②⑨⑪⑫）は超大幅な隠しギアおよび神騎乗の発動がなければ全滅する。
- ↓これすら踏まずにフォローもめんどくさがる方があまりにも多いなら、追い切り考察は全て非公開も考えています。アタマ取りに行くのは競馬もブログも一緒です。