9/15㈰に中京競馬場芝2000mで行われる第42回ローズステークス(GⅡ)の追い切りと考察。
ホープフルSでたまたま展開が向いてしまったがため、春は屈強な牡馬に挑むという暴挙に出てしまったレガレイラが心を入れ替えて秋は牝馬路線に参入。
また、桜花賞は道中の度重なる不利、オークスは圧倒的悪枠で能力ををフルに発揮できなかったクイーンズウォークも捲土重来を目論む。
これまで目に見えて高い能力を示してきたのはこの2頭だが、昨年のマスクトディーヴァのようにひと夏を越してGIクラスの馬へと変貌してくる馬も隠れている可能性があり、興味の尽きない一戦となる事は間違いない。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①カニキュル
w c+ 当週馬なりを含め3週連続で好時計マーク。仕上がり順調。
- まだ走り方を分かっていない印象
- 素質は間違いないものがあるがレース振りがホント下手。
- まともに走れれば一角崩しの期待は持てる。
- ドブに近い枠
- 今回は腕運逆転の法則が顕著に出た枠順。能力値の高い馬が一息の最内大外に振り分けられ、勝負に参加できなそうな馬が超好枠を引いている。
②クイーンズウォーク
坂 c+ 流すだけ
- 先週先々週とcwでしっかり負荷をかけており力は出せる。
- とにかく運の無い馬だが能力は折り紙付き。
- 大外枠引きそう…
- 大外は免れたが決して好枠ではない荒れの残る②
③オーロラエックス
坂 c ひとまず順調
- バチバチに仕上げて来てはいない。
- 2戦2勝という馬柱から少しは人気になるだろう。
- ケーブパールをやっとこさ負かす程度では基本的に足りない。
- スタートがやや甘く、出遅れはこのメンバー相手に致命的。
➃チェレスタ
坂 c 馬なり流すだけ
- 夏に2戦使って2か月置いてここ。
- ローテ的には考え抜かれている。
- 新馬の大敗(3着)はちょっと直線やる気を失う事象有りで度外視。
- ウインオーディンを負かせるくらいは強いオールセインツ、オークス不利枠クソ先行で5着のランスオブクイーンらと接戦。→同等の評価は出来る。
- 底知れなさは不気味。
- 仕上がり的には85~90%といった所。
- このくらい状態で2強に立ち向かえれば将来有望。
⑤タガノエルピーダ
cw c 3頭併せ真ん中でやや強め
- オークスは暴走。
- 牡馬相手にGI好走はレガレイラと被る
- 連続で好時計マークして来てはいるが当週まだ手が動くあたりやや重いのかも。
- 杞憂かもしれないのでパドックはしっかり見て太目か否かを判断。
⑥レディーヴァリュー
坂 d 馬なり軽め。数か月の稽古を振り返っても至って平凡。
- 2000m1:58.6の逃げ切りに目が行くが、当日の中京はぶち壊れ高速馬場。
- しかも絶好枠からの楽逃げ。
- メンバーレベルも相当低め。
- 定量戦のまなみは大幅減点。
⑦サンセットビュー
坂 d 馬なり
- 2週ほど馬場入りを休んだのか記録がない。
- 情弱な場合は終わり。買えるわけがない。
- 春の時点では全く一線級に歯が立たず。
⑧ラビットアイ
cw c 馬なり流すだけ
- 先週先々週と時計を出しているが、秋初戦は叩きと見て良い程度の動き。
- もう少し距離があってもいいくらいの体型で、2000は問題ない。
- フラワーⅭは4角で行き場を失ったものの上がり最速。
- 唯一の勝利は逃げてのものだが、スタートには少々難があり、行き脚が付くタイプではないので今回もおそらく後方から。
- 差し比べでレガレイラと争えるかというと少し疑問。
- 現状はやや時計のかかる馬場向き。
- ↑荒れた中京、コース替わり、差し脚質と考えるとどこかしらズレが生じそう。
- この枠を引かれると無視できなくなってきた。今回は⑦周辺が最高枠。
⑨ラヴァンダ
坂 d 当週までかなり強めにやってきたが、完調手前。
- 意外と思われるかも知れないが2000でも距離長い。
- フローラSは枠と展開が恐ろしく向いた2着。
- やはり運は強く、ほどよい好枠⑨
- 今回はあの時より遥かに強力なメンツ。無理。
⑩セキトバイースト
坂 c+ 馬なり。順調に乗り込んでしっかり仕上げて来ている
- 自身の能力は余すところなく出せる馬。
- 人気にならない地味な馬。
- チューリップ賞は隠れハイレベルメンバー。
- 確実に紐には入れるべき。
- もう少しだけ内目の枠が欲しかったが許容範囲。
- 一個内の望来が少しでも引けば楽に行ける。
⑪フレミングフープ
cw c 終いまでしっかり追い切る。
- 2走前の5着は出遅れに加え、重馬場で進んで行かなかったためのもの。
- 能力値を測るいい基準となるアクアヴァーナルやサスケに完勝は評価。
- 仕上がりは良く、警戒は必要。
⑫ザブライド
cw c すっきりした馬体で馬なり好時計
- 確かにスッキリしており好時計マークなのだが、デビュー戦は馬体のバランスが悪くこじんまりして見えたので全く買いたくない馬リスト入り。
- 新馬→2戦目と完全無視で想像通りだったため、3戦目で未勝利突破したことにむしろ驚いている。
- 驚異的な成長があれば。
- まぁでも買わない。
⑬ハワイアンティアレ
cw d 強め。やや急仕上げ。
- cwの4F50.6は好評価されがちだが併せた相手は馬なり併入。
- チューリップ賞は各種恵まれての3着。
- メンツ的に見てもここでは足りない。
⑭サフィラ
坂 d 全然まだ
- 2歳GI1番人気の時、事前にお伝えしたが、世代の牝馬で7~8番目くらいの能力。
- 今回もそうだがかなり調整の難しそうな馬。
⑮レガレイラ
w c+ ひたすら溜め。
- 先週先々週と好時計計時しており、ここを落とす気はサラサラない模様。
- ホープフルは展開がバカ向きして鬼ヨレしながらも差し切る。
- 2着シンエンペラーは目標にされながら同じく鬼ヨレしていかにも若駒のレース。
- 完全にシンエンペラーよりは下とここで判断完了。
- 皐月は騎手や展開ではなく能力、ダービーは枠の並びがゴミ過ぎて完全に客。
- 身の程を知って牝馬戦線へ。正解。
- この中なら能力は1~2を争うが、器用さを考えると取りこぼしは考えておくべき。
- 末脚は破壊力があるのでこの馬より後ろからの馬には少し勝利が遠くなる。
- ルメールですら前に行けないのはホープ、ダービーで証明済み。
- さて、秋に脚質は変わるか。おそらくここは変わらないハズ。
- 今回の枠順は作為的なもので能力値の高い馬が内と外、やや足りないか?という馬が絶好枠を引いている。
- てことはこの馬がこの中で一番強いのか?
好調教馬
c+ レガレイラ セキトバイースト クイーンズウォーク カニキュル
能力はレガとクイーン、展開はセキトバ、未知の魅力はカニキュルといったところ
まとめ
-
- 2強共倒れはまず無いと思われる。
- 但し2強共に弱点は存在。
- 今回は公平な枠順抽選では行われていない。愚鈍な正論や理屈はどうでもいい。
- 3着ヒモになり得る伏兵も多いが勝ち馬はこの4頭から出る。
- 人気のバキュームカーも多く、割と美味しめのレースかも。
- いつもの↓
9/15㈰中京競馬場の馬場
各自想像して下さい。馬場考察をこれまで読み狂っていれば異次元レベルの馬場読みは身に付いているはず。
その他
まだ
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