【第39回フェブラリーステークス:回顧】重馬場を爆走!得意の府中でカフェファラオが連覇達成。

重賞レース回顧

写真:JRA

2/20㈰、東京競馬場で行われた第39回フェブラリーステークス(G1)は道中3~4番手で運んだ福永祐一騎乗の2番人気カフェファラオ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)が3F34.3という驚異的な上がりを繰り出し、1:33.8秒(重)で快勝。昨年に続く連覇を飾った。

2着には前走とは打って変わって逃げの手に出た5番人気のテイエムサウスダン、3着には白毛のアイドルソダシが入線。1番人気に支持されたレッドルゼルは戦前に川田騎手が懸念したように距離に問題があったのか、良いところなく6着に敗れた。

重馬場という特殊条件の中で行われた一戦。それでは上位に入選した各馬のレース回顧をしてみよう。

 

フェブラリーステークス

出走各馬のレース回顧

1着⑥カフェファラオ

2/14㈪にツイートしたのは以下の理由。

  • 前走のチャンピオンズⅭ(G1)は不運な大外枠。
  • 今回は大得意の東京ダ1600mが舞台。
  • 一週前追い切りで完全に仕上がっていた。

好発を決め、行く馬を行かせてそれを見ながら難なく好位追走。道中の福永のアクションはほぼ皆無。抜群の手応えのまま直線に入るとこの日は頑張ったソダシを楽々と交わし、魂の逃げ込みを図る岩田・テイエムサウスダンに2馬身半の差を付けて連覇のゴールに飛び込んだ。

勝ちタイム1:33.8はタガノトネールと並ぶタイレコード。1:33秒台も凄まじいが、それ以上に叩き出した上がり3F34.3はこれまで見て来たダート1600mで記憶にあったかどうかも定かではないほどの途轍もない上がり。

東京コースへの適正、スピードの絶対値が根本的に違うと見せつけるような圧巻の勝ちっぷりだった。

地方交流がダメなら思い切ってアメリカのBCダートマイル(G1)挑戦も全然アリではなかろうか?アメリカンファラオ産駒の凱旋は米国ファンにも喜ばれるだろう。

2着⑮テイエムサウスダン

馬の充実ぶりは今更言うまでもないだろう。前走のレース振りから脚質転換も功を奏した感があり、やや後方から差し脚を活かすと思いきやまさかの逃げ。

出走馬全頭診断で書いたようにペースは緩むと見ていたが、流石は岩田で同じ考えだった模様。ペースが緩むと分かっているなら重馬場も含めて前有利。好枠を利して行く道を選んだ。

3着⑪ソダシ
  • 重馬場の今回はスピードで優位。
  • 緩むレースの流れで逃げ候補。
  • 人気急落。

後の祭りだが買い目は考えられた。ただ、例え走るのがウサイン・ボルトであっても「もしかしたら今回も歩くかもしれない。」と、考えたらとても買えない。

「今回は走った。」それ以上でもそれ以下でもないだろう。信じる者は救われ、疑った者は谷底に突き落とされたのだ。後にアンカツさんがこう語っている。

4着⑬ソリストサンダー

カフェファラオに負けないくらい東京ダート1600mに高い適性を持つが、今回は差し届かず4着。

好発後少し促したがダッシュの利く馬が行く気を見せたのでレッドルゼルに蓋が出来る位置でカフェファラオをぴったりマーク。

直線もカフェファラオのみに的を絞って追い出す。力は出し切っているが2~3着馬もそこまで甘くなかったのは戸崎にとって誤算だろう。

カフェファラオより先に仕掛けていれば2~3着はあったかも知れないが、どちらにせよ勝利には届かなかったように思える。

5着⑦タイムフライヤー

中団待機で末を活かし、上がり3F34.6は4着ソリストサンダーと並ぶ3位タイ。(2位は最後尾追走⑧サンライズノヴァの34.5)

15番人気の評価を覆す約1年ぶりの力走となったが、近走不振だった彼がG1で中身の濃いレースを見せた事は陣営にとっても喜ばしいことだろう。

今後、交流重賞に於いては昨年のかしわ記念(9着)しか経験がないので不透明な部分が多いが、夏の北海道シリーズではまだまだ元気な姿を見せてくれそうだ。

 

まとめ

終わってみればカフェファラオの1強レース。秋には昨年のチーム矢作同様、米国人の度肝を抜いて来ていただきたい。

なお、私は緩い展開を読んでいたにも関わらずほぼドン尻から行くような⑩スワーヴアラミスと⑧サンライズノヴァに重い印を回した。理由は言うまでもなくロマンを求めたからである。

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