こんにちは。今ニュースをみてて「ふーん」と思ったぽぽんです。
兵庫県明石市の泉房穂市長が暴言を吐いたようで波紋が拡がっていますがどんだけの暴言を吐いたんでしょうね。
こんな暴言を吐きました
2017年6月に道路拡張に伴う用地買収が進まない事に腹を立て、
「立ち退きさせてこい!!」
「火をつけてこい!燃やしてしまえ!」
「なんもしないで楽な商売だな!」
・・といった暴言だったようです。
事の発端は?
どうやら現場であるJR山陽線明石駅近く国道2号沿いの交差点では結構な頻度で交通死亡事故が起こっており、その事故対策として「道路拡張するぞー」と2012年度から用地買収を進めてきたそうです。
私の住んでいるところにもやたら事故が起きる交差点があって、月一くらいのペースで大破した車が横転してるところを見ているので、そこに信号ができると聞いて安堵したことが思い出されます。
市の危険な地域は改善するのは行政として当然の事ですが、大体やるやると言っても遅々としたもんで時間だけ過ぎてその間も事故は起こり続けます。
推測される当時の市長の心理
散々事故が起こっている場所を放置していればこのまま人が死に続けてしまう。早く安全な道路を市民に提供しなければならない。何?用地買収が進んでない?なんで?
部下の役人:「買収予定の土地の権利者に金額未提示でした」
そりゃ怒りますよ。どんだけ仕事してねえんだって話でしょ。
永遠に工事に着手できないだろそれじゃ。
暴言後の流れ
翌月には買収交渉はまとまり工事は進んでいるそうです。
仕事をしないで税金を吸う小役人はマスコミにネタを流し、泉市長は「現場では死亡事故が起きていてまったなしの事業で、安全な交差点を作る前に人が亡くなったらどーするのかと感情的になってしまった」と釈明。
暴言の内容に「他人の家に火をつけてこい」とはさすがに現職市長としてはあってはならず、いくら感情的になったとはいえ看過することは出来ませんしもう少し言葉は選ぶよう反省すべきところです。
次の選挙で市民にお伺いをってところでしょうが結果はどう出ますかね。
ぶっちゃけ給料貰って仕事してない部下が居たらそりゃ叱るでしょうよ。しかもその資本は国民の税金ですよ?
市長が税金使って市民の安全を確保しようとしているのにその税金を吸うだけの役人なんか解雇で当然なのに暴言一発で終わりとか「おまえら楽な商売だな」と言いたくもなります。
国にお願いしたい事
全てではないにしろ仕事のできない公務員が多すぎて近い将来ギリシャのようになるのはもう目に見えており、役所に行っても人員過剰は歴然で、普通の企業なら2人でやるような作業に5人も6人も人員を割いています。
増税して国民の負担を増やし、企業努力をないがしろにして無駄遣い資金を集めるのではなく無駄遣いそのものをやめて頂きたい。
メディアの方々
今回の事のように暴言ばかりにフォーカスを当て、本質的な闇の部分をオブラートに包む報道方針は少しどうかと思いますけどね。
「仕事をテキトーに進めた挙句肝心な事に着手していなかった部下を叱責!ムカついた部下はその暴言内容を暴露→市長ピーンチ!」
要約するとこういうことですね。
ちなみに一般企業ではこんな感じ。
「仕事をテキトーに進めた挙句肝心な事に着手していなかった部下を叱責!ムカついた部下は退職→パワハラで訴えられて上司ピーンチ!」
となる場合も勿論ありますが、大抵の会社員は仕事をテキトーに進めないので叱責されても自分に落ち度があればゴメンナサイして改善します。
給与所得のある皆さんへ
賃金頂く以上はちゃんと働きましょうね。
働かざる者食うべからずです。
【市長の暴言】部下への叱責は諸刃の剣。役所と一般企業は違うのだ。を最後までお読み頂き、ありがとうございました。