2023-12

重賞展望

【第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI):展望】追い切りと考察

12/10㈰に阪神競馬場芝1600mで行われる第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の追い切りと考察。 昨年の覇者リバティアイランドはその後牝馬三冠を成し遂げ、JCは敗れはしたもののイクイノックスから次世代への確かなバトンを受け継ぎ、今は現役世界最強馬。 リスグラシューやクロノジェネシスと言った素質的に絶対的な存在すらも敗れるレースだが、近年の上位入線馬の名前を見ると、ここでの好走は今後の活躍を半ば約束されたも同然のものとなる。 出走していれば上位人気に支持されるであったろうチェルヴィニアやボンドガールの回避は誠に残念だが、それでも翌年のクラシックを賑わせそうな才媛が集い、見応えのある一戦となる事は間違いない。
重賞展望

【第59回中日新聞杯(GⅢ):展望】追い切りと考察

12/9㈯に中京競馬場芝2000mで行われる第59回中日新聞杯(GⅢ)の追い切りと考察。 いかにも暮れのローカルハンデGⅢといったメンバー構成で波乱含みの一戦。 パッと見では春のクラシックで気を吐いたホウオウビスケッツ、前走復活の兆しを見せたピンハイに目が行くが、冷静になると地獄絵図のような波乱も十分に考えられる。 買い目はおいおい組み立てていくとして、まずはいつも通り稽古の状況と能力値を測る作業を始める。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】12/9~10 中京 中日新聞杯(GⅢ)

2023年師走の中京競馬2週目。 土曜日は3場で唯一の重賞中日新聞杯(GⅢ)があるため少しはマシだが、日曜日は逆に唯一重賞が無い上に香港開催もあって地獄のような騎手レベルで波乱必至。 まだ一週しか使われていないが、中山や阪神以上に馬場の傷みは進んでいる模様で、前へ前への意識は自然とラチ沿いの傷みを増幅させ、外を使う差し馬の台頭を許すことになる。ペースの見えていない鞍上が揃う日曜日はむしろそういうレースを見抜ければ勝利が近付くだろう。