開幕週

今週の馬場考察

【今週の馬場考察】6/8~9 函館開幕週

今週から中央競馬は2024北海道シリーズに突入。 函館競馬開幕週はAコースを使用する。 北海道(札幌・函館)の洋芝というと時計がかかるイメージがあるがここはヨーロッパではない。 6/9㈰に行われる函館スプリントステークス(GⅢ)は8秒台決着になることもあるが、2017年には1:06.8というタイムも記録されており、洋芝=重いという固定概念だけで挑むと血祭りにされる。 脚質的には1800mは確実に前に行ける内枠の馬に有利ではあるが、1200mや2000mは最初のコーナーまで300m程はあるため、開幕週とはいえ馬鹿の一つ覚えで全て内枠の先行馬を買い続けると痛い目に遭う。出走メンバーの脚質・展開も考慮しながら慎重に馬券戦略を立てよう。 また、洋芝は痛みも早いので、馬場悪化には細心の注意を払うこと。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】4/20~21 東京開幕週 フローラS

今週は第2回東京競馬の開幕週。 土曜日は晴れるので超高速馬場からの開幕となるが、日曜は雨。 春の中山開催は先週で終了し、いよいよ今週から舞台は東京。6月一杯まで10週20日間に渡る開催には日本ダービー(GI)を含む怒濤のGI5連戦など注目レースが目白押しで競馬ファンのボルテージは最高潮に達する。 そしてパワーの右回り中山からスピードとキレの左回り東京に替わり、「東京替わりで」と温めていた穴馬に早く会いたいという方も多いことだろう。 もちろん中山で好走した馬が人気を背負って東京で沈むということも頻繁に発生するのでその辺りに妙味を見出すのも良い。 10週の中でコース替わりは3回。まずはここをしっかり把握しておこう。
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【今週の馬場考察】2/24~25 春の阪神開幕週 阪急杯

阪神は仲良し中山と共に開幕週。 毎年ド級の高速決着が見られる春の阪神だが、今年は全国的に雨が悩ましい。 そして自分で春と言ってはいるものの、余裕で寒過ぎてまだ全然冬。 金曜日時点では芝稍重のダート重、芝のクッション値は8.5と、中山や小倉に比べると幾分マシだが、肝心の阪急杯当日となる日曜日が降水確率80%。まず渋馬場は避けられない。 本来なら開幕週のパンパン馬場でハイレベルな攻防が見られるところだったが、残念ながら少し重苦しいレースを眺める事となりそうだ。 そして今年の阪神には昨年と爆裂に違う所がある。 昨年(2023年)は↓ 2/11㈯~4/2㈰まで16日間はAコース(内柵を最内)を使用。 つまり大阪杯(GI)の頃にはインが荒れ地。 4/8㈯~4/16㈰の4日間はBコース(Aコースから直線部3メートル、 曲線部4メートル外側に内柵を設置)を使用。 ただでさえ外枠不利の1600m。桜花賞(GI)が毎年外枠ガン詰みになる理由がこれ。 それが今年(2024)は3/30㈰大阪杯がBコース替わり初週、4/7㈰桜花賞が2週目となる。 絶対に覚えておくように。 これだけで現時点で以下が確定する。 A最終週1800m毎日杯→外枠超有利。 B初週2000m大阪杯→内枠超有利 B2週目1600m桜花賞→前週開催中および当週土曜までに大雨でも来れば極端な内は不利。 基本的に馬場がどのように変化していくかは数週先まで読んでおいたほうがよい。 当週の土曜日曜に『今の阪神はインが良い』『外が伸びる』などと、結果だけを延々ドヤ述べするのも人によっては心地良いのかもしれないが、やはり先に知れる事は知っておこう。