馬場考察

今週は函館競馬4週目。Ａコースは今週でおしまい。 毎週お伝えしているが、函館に於いては大衆は逃げ馬にしか目が行かない。もちろん先行力と器用さが大事なことは否定しないが、洋芝適性・ペースへの適応力の高い馬が脚質問わず馬券になっていることにはあまり興味がないらしい。

今週は3回阪神競馬3週目。週メインとなる第28回マーメイドＳ（GⅢ）は巷ではマーメイド特別（3勝クラス）などと揶揄されている。 ローカル開催に片足を突っ込んだ時期に行われる牝馬のハンデ重賞にどれだけのモノを求めているのか。恐ろしい世の中である。

先週の結果を見る限り、追い込みは滅茶苦茶刺さるし、条件戦と重賞でほぼタイムが変わらないしで中々掴みどころがなく、脳筋で逃げ馬を狙っていれば良いという単純なものではないようだ。 洋芝適性・ペースへの適応力の高い馬が脚質問わず馬券になっているが、恐らく今週も大衆は逃げ馬にしか目が行かない。見極めで差を付けられればそれなりに美味しい思いは出来そうだ。