【今週の馬場考察】2/24~25 春の阪神開幕週 阪急杯
阪神は仲良し中山と共に開幕週。
毎年ド級の高速決着が見られる春の阪神だが、今年は全国的に雨が悩ましい。
そして自分で春と言ってはいるものの、余裕で寒過ぎてまだ全然冬。
金曜日時点では芝稍重のダート重、芝のクッション値は8.5と、中山や小倉に比べると幾分マシだが、肝心の阪急杯当日となる日曜日が降水確率80%。まず渋馬場は避けられない。
本来なら開幕週のパンパン馬場でハイレベルな攻防が見られるところだったが、残念ながら少し重苦しいレースを眺める事となりそうだ。
そして今年の阪神には昨年と爆裂に違う所がある。
昨年(2023年)は↓
2/11㈯~4/2㈰まで16日間はAコース(内柵を最内)を使用。
つまり大阪杯(GI)の頃にはインが荒れ地。
4/8㈯~4/16㈰の4日間はBコース(Aコースから直線部3メートル、
曲線部4メートル外側に内柵を設置)を使用。
ただでさえ外枠不利の1600m。桜花賞(GI)が毎年外枠ガン詰みになる理由がこれ。
それが今年(2024)は3/30㈰大阪杯がBコース替わり初週、4/7㈰桜花賞が2週目となる。
絶対に覚えておくように。
これだけで現時点で以下が確定する。
A最終週1800m毎日杯→外枠超有利。
B初週2000m大阪杯→内枠超有利
B2週目1600m桜花賞→前週開催中および当週土曜までに大雨でも来れば極端な内は不利。
基本的に馬場がどのように変化していくかは数週先まで読んでおいたほうがよい。
当週の土曜日曜に『今の阪神はインが良い』『外が伸びる』などと、結果だけを延々ドヤ述べするのも人によっては心地良いのかもしれないが、やはり先に知れる事は知っておこう。