今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/9~10 春の中京開幕週 金鯱賞

3/9㈯から2024年中京競馬が開幕。 3週6日間のショート開催。 各週にGI・GⅡ・GⅢが詰め込まれ、それでいて重賞の無い日はしっかりと若手・中堅・デビュー2週目の新人という阿鼻叫喚の騎手質で行われるため、ドローカルの本質も失わないという濃度の高い春の中京。 昨年12月以来3か月ぶりの開催。しかも、12月はAコース使用で今開催はBコース使用。天候に恵まれれば超高速馬場が基盤となることはまず間違いない。 但し今週の中京は空が怪しく開催日はそこそこ晴れそうなのだが、火・水・金と結構な雨量が見込まれそうで週末まで残らないとも限らない。 どれだけド新人でもさすがに開幕週の芝は内枠前有利な事くらいは理解出来るだろうが、みんな行くと今度は制御できるヤツが誰一人いなくなるという懸念すらある土曜日に手を出すのはかなりのチャレンジャーであり、真のギャンブラー。 きっちり出馬表を見て、やれるところと無謀なところの線引きはしておこう。 なにはともあれここも当然、馬場に関する不動の事実を記していく。 あとは各々分析し、『桶狭間の地獄』を堪能してほしい。
重賞レース回顧

【第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ):回顧】コスモキュランダ

2024年3月3日㈰に中山競馬場芝2000mで行われた第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)は、Ⅿ.デムーロ騎手騎乗の6番人気⑦コスモキュランダが優勝。 3強対決の下馬評を嘲笑うかのように後方追走4角先頭の大味横綱相撲で圧倒。 次走の皐月賞では、父アルアイン、祖父ディープインパクトから続く親子3代制覇に挑むことになる。
重賞展望

【第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ):展望】追い切りと考察

3/3㈰に中山競馬場芝2000mで行われる第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)の追い切りと考察。 この名称になってから数年経つが、未だ共同通信杯のように『報知杯弥生賞(ディープインパクト記念)』に戻らない。 とって付けたようなサブタイトルでお茶を濁すという、稀代の名馬であるディープインパクトへのリスペクトを欠いた軽率な改悪によって、改めてシンザンやセントライトが偉大だった事に気付かされる。 それはさておき、弥生賞が春のクラシックへの重要ステップであることに変わりはない。 今年も後のGI馬が何頭かいるので、じっくり観察していこう。