2024-03

今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/9~10 阪神 報知杯フィリーズレビュー

阪神3週目。 前2週はジメジメしていたが、ようやく良馬場スタートとなりそうな週末の天気予報。 見た目は少しハゲハゲしているが阪神は地盤が固く、そう簡単に低速馬場にはならない。 今週こそは阪神本来の高速決着が見られるだろう。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/9~10 中山 中山牝馬S

春の中山競馬3週目。 中山は開幕からこれで3週連続で雨に祟られた。 今週の中山は特に酷く、火・水とまとまった雨が降るに留まらず、さらに追い打ちをかけるような降雪のあった金曜日発表のクッション値は激低の『6.2』 雨上がりだった先週の弥生賞(良)は近年では最も速い1:59.8で決着(10年遡っても59秒台は16年マカヒキ1:59.9のみ)しており、これだけ雨が降ると馬場の悪化は早いはずなので違和感を覚えた。 そこで他のレースを見てみたが、目立った時計は全く出ていない。 あの弥生賞は単純に1~2着馬のレベルが高いという事で個人的には落ち着いた。(3着馬は距離長く、展開利に加えトロヴァトーレのかかり、ダノンの故障などの恩恵) 一方で3~4角は既に広範囲に渡って路盤の見える状態となっており、だからこそあのマクリが刺さったという見方も出来るのが競馬の面白い所だ。 さて、今週は芝ダート共に少なからず水を含んだ馬場で始まる事になりそうだが、幸い天気は土日共に晴れ。 どれだけ回復して来るかはお日様の頑張り次第となる。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/9~10 春の中京開幕週 金鯱賞

3/9㈯から2024年中京競馬が開幕。 3週6日間のショート開催。 各週にGI・GⅡ・GⅢが詰め込まれ、それでいて重賞の無い日はしっかりと若手・中堅・デビュー2週目の新人という阿鼻叫喚の騎手質で行われるため、ドローカルの本質も失わないという濃度の高い春の中京。 昨年12月以来3か月ぶりの開催。しかも、12月はAコース使用で今開催はBコース使用。天候に恵まれれば超高速馬場が基盤となることはまず間違いない。 但し今週の中京は空が怪しく開催日はそこそこ晴れそうなのだが、火・水・金と結構な雨量が見込まれそうで週末まで残らないとも限らない。 どれだけド新人でもさすがに開幕週の芝は内枠前有利な事くらいは理解出来るだろうが、みんな行くと今度は制御できるヤツが誰一人いなくなるという懸念すらある土曜日に手を出すのはかなりのチャレンジャーであり、真のギャンブラー。 きっちり出馬表を見て、やれるところと無謀なところの線引きはしておこう。 なにはともあれここも当然、馬場に関する不動の事実を記していく。 あとは各々分析し、『桶狭間の地獄』を堪能してほしい。