【第72回京都新聞杯（GⅡ）：展望】追い切りと考察

5/4㈯に京都競馬場芝2200ｍ・外回りで行われる第72回京都新聞杯（GⅡ）の追い切りと考察。

今年はあまりにも皐月賞上位が強力過ぎて他路線からのダービー激走は期待薄と考えられているが、それでも東上最終便に是が非でも乗りたい馬は多い。

たしかにここでちょっとやそっとの素質を見せた所でダービーではせいぜいが8番人気というメンバー構成。

つまり『ダービーに出たい』という表面上のものよりも、『実』を取りたいと考えていそうな馬を狙うのが正解への道と思われる。

引用：競馬ラボ

追い切りと考察

①ジューンテイク

坂　ｃ　ふつう

朝日杯4着は展開も向いてのものだが、ファンの過小評価。
すみれＳは低レベル戦での完敗。

②スカイサーベイ

映像無し

ｃｗと坂を併用で調整。
この中間は速い時計は一本のみ。
経験馬相手の未勝利で単勝を買わせた馬なので馬体には見所有り。

③オールセインツ

ｃｗ　ｃ　馬なりで全くの楽走。

長めゆったりの完全長距離向けの稽古を重ねる。
前走はアスクカムオンモアが勝っていたレースなので実質未勝利馬。
このレースはキズナが多過ぎないか？

➃ギャンブルルーム

ｃｗ　ｃ+　持ったまま好時計フィニッシュ。

毎週のように時計を出し、万全。
新馬の勝ちっぷりはかなりのもの。
タフネス向きの今の京都はドンピシャ。
次に用は無い馬。

⑤ウエストナウ

坂　ｃ　この若さでズブさを見せるわんぱく坊主。

1週前、2週前と速い所をやっており、体調に問題なし。
新馬の阪神1800ｍは外枠有利。
メンバーも低調。
但し直線前壁で外に持ち出すロス有り。
時計その他は見所あるが、馬の幼さはやや怖い面も。
特に典ちゃんだと好きなようにやらせそう。

⑥ファーヴェント

ｃｗ　ｃ　馬なりで落ち着いているが、捌きが小さい。

やれるものは持っているが、運と器用さがやや不足気味。
おそらくまた何か少し足りない結果になりそう。

⑦ヴェローチェオラ

坂　ｃ　少し追うと加速開始。上々。

青葉賞2着のラプンタと微差なら人気もまぁ頷ける。
但し超一線級と対戦経験が無い。
この有無もここではモノを言いそう。
持ち時計がまるでないのはこれだけ人気だと少し不安。

⑧ベラジオボンド

ｃｗ　ｃ+　3頭併せ真ん中で折り合い重視。

皐月賞前の今世代突出レベルレースであった共同通信杯を経験。
望来のポカもあったが完敗の内容。
普通にダービーが目標には成り得ない。

⑨プレリュードシチー

坂　ｄ　モロに休み明けの動き。

そして病み上がり。
シンエンペラーの2着なので重賞勝ちに等しい京都2歳Ｓ。
ただ、展開次第では3着以下の着順も有り得た。
さすがに今回は見送る。

⑩ハヤテノフクノスケ

映像無し

中間の時計は悪くないが、若干急仕上げが懸念される内容。
人気は薄くても今回は紛れも十分あり、この馬の先行力は侮れない。
でも多分まだ途上。

⑪ライフセービング

坂　ｄ　一杯に追うもよれるし遅いし。

前走でようやく未勝利突破。
康太を踏んでしまった誠之助＆ライフセービングという名。
今回は厳しいか。

⑫インザモーメント

坂　ｃ　馬なりでフラフラ。

入念に乗り込んで来てはいるがロクな時計も示していない。
きさらぎ賞はかなり上手な競馬。
それでデカイ不利のあったファーベントと1馬身半程度。
もう少し実が入ると良い。
極端な話、+10㎏くらいでいい。
ここで1番人気に支持される馬ではない。

⑬タガノデュード

坂　ｃ　依然元気な姿を見せるがやや細化したか。

直前までわからないがおそらくスッキリ過ぎる程に映るだろう。
朝日杯は状態も良かったし、展開も向いた。
しばらくマイルに固執した馬が中距離にカムバック。果たして？

⑭アドマイヤテラ

坂　ｃ　追い方が下手過ぎるのかフリなのか。アクションの割に遅い。

現状はレースへの集中力が芳しくないタイプ。
2戦目の勝ち上がりもソラを使わないよう最後までしっかり追い通し。
前走は4着とはいえ着差は僅か。気持ちが途絶えたような止まり方。
ここまで人気薄くなる馬か？

⑮キープカルム

坂　ｃ　強めびっしり。時計が平凡なのは気掛かり。

月1ローテで2月から今年4戦目。
今回が勝負所か。
京都2歳Ｓは進路取り次第で2着馬であった。

好調教馬

ｃ+　④ギャンブルルーム　⑧ベラジオボンド

まとめ

- ギャンブルルームとベラジオはここメイチ濃厚。
- キープカルムもそれに当てはまるが枠と状態がやや2頭に劣る。
- 穴には気性不安あるが⑭テラをデムーロが動かせば。
- ◎④ギャンブル、〇⑧ベラジオ　基本コレに8枠の2頭。
- いつもの↓今日は必ず踏んで行ってほしいです。

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