【第71回神戸新聞杯(GⅡ):回顧】サトノグランツ

重賞レース回顧

2023年9月24日㈰に阪神競馬場芝2400mで行われた第71回神戸新聞杯(GⅡ)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気サトノグランツが、ゴール前の混戦を一歩抜け出した10番人気サヴォーナをゴール寸前で差し切り、春の京都新聞杯(GⅡ)に続いて2つ目のクラシックトライアルを勝利。勝ちタイムの2:23.5は阪神2400mのコースレコードとなった。

なお、減点材料過多で不安視されていた1番人気ハーツコンチェルトは5着に敗れた。

2023 神戸新聞杯(GⅡ)

各馬短評

1着 ③サトノグランツ
  • ダービー以来の秋初戦。阪神中~長距離戦は好成績。
  • 追い切り評価三番手で態勢整う。
  • サスツルギ、ラウレアなどがいても川田を確保。
  • 最初から一切無理せず先行馬群の後ろで折り合いに専念。
  • 600mを過ぎて追い出す。周りもペースアップしているので反応が鈍いように見えるがそういうワケではない。
  • 川田の騎乗も素晴らしいが、従順に折り合いしっかり勝ち切った所は好感。
  • 今年に入ってから2400mを3戦、2200mを1戦が友道さんの選択。
  • 当然本番も有力。
2着 ⑥サヴォーナ
  • 一貫して長距離を使ってきた馬で菊花賞には出たい馬。
  • 現状の戦績的にはサトノと差なし、ハーツよりチョイ下くらい。
  • 調教は普通だが+12㎏はやや重め。
  • 少しスタートで周りとゴチャ付いたが二の脚が速く3番手追走。
  • スロー表示も決して緩いペースではなく、1800mからは10.7-10.9を刻む。
  • さすがに厳しい逃げとなったファントムシーフを交わし、勝利目前の所を絶妙なタイミングで追って来たサトノグランツにさらに交わされる。
  • 勝ち馬の展開利+鬼騎乗を考えれば勝利に匹敵する内容。
  • 余裕残しなので次回はさらなる上積み有り。
3着 ⑦ファントムシーフ
  • 休み明けも力を出せる仕上がり。
  • メンバー最上位の能力。
  • 右回りよりは左回りが良い。
  • こちらの+12㎏は全て成長分と見て良い。
  • スローを見越しての逃げ。この判断は〇。
  • 2400mで1000m通過1.01.2は高速馬場を考えれば絶妙のミドル。
  • 但し人気馬の逃げと言うこともあり、ペースアップは早くなる。
  • 本馬のラスト1000mは12.0-11.6-10.7-10.9-12.1=57.3
  • 普通に4~5番手で進めてたらどうだったかは知る由もない。
4着 ④ロードデルレイ
  • 無敗で人気。
  • 新潟外2000mでシーウィザードと接戦。
  • 力量的に展開の大きな助けが必要なのは明白。
  • スタート直後軽く挟まれるが影響なし。
  • 逃げ集団のすぐ後ろ、絶好位を追走。
  • 完璧なタイミングで追い出して4着健闘。
5着 ⑬ハーツコンチェルト
  • 関東馬がセントライトじゃなく1週遅らせてここは疑問符。
  • 勝負気配の薄い追い切り。
  • 適性は菊よりARG共和国杯なので別にメイチにする必要もない。
  • さらに大外。
  • これで1番人気ならカモ馬と見て、来たら諦めるで良い。
  • それでもある程度恰好を付けたのは力の証明。
  • 次回東京戦なら全然狙える。
6着 ⑫スマートファントム
  • スタートが温く、まずはそこが課題。
  • 必ず置かれてしまうのはやはり短所。
  • 最後は最内を突き、上がり最速(32.9)で追い込むもショウナンバシッドが邪魔。
  • 次は100%人気になるが、常に取りこぼしの危険を孕むので全幅の信頼は置けないタイプ。
7着 ②ショウナンバシット
  • メンバー中№1の好調教。
  • 阪神は好位を取り続けた相性の良いコース。
  • しかも今回はスロー想定で展開利も見込める。
  • 伸びあがるスタートから行き脚付かず後方から。吐きそう。
  • 勝負所でラウレアから前カット。吐きそう。

  • 最後の直線は追い込んで来たスマートと狭い所で削り合い。ここで力尽きる。
8着 ⑧マイネルラウレア
  • 稽古は坂で速い時計を出したが、併せた相手は前日未勝利で2着までの馬。
  • デビューからの2戦が派手なので常に人気を背負う。
  • 今回はその時と相手が違うので届かない濃厚。
  • 一度短距離を試してもらいたい馬。
9着 ①サスツルギ
  • 追い切り一息。
  • 首が高く気負うので2400mは不向きに見えるけどキムテツの判断だしな。
  • 勝ち馬に川田を奪われる。
  • スタートでショウナンに寄られ後方へ。
  • あの位置では無理。
10着 ⑪シーズンリッチ
  • 能力的にまず土俵に立てない。
  • やや折り合いを欠きながら番手追走。
  • あのペースアップの中、番手からファントムを突きに行ったら普通の馬なら最後は厳しくなるのは当然。
11着 ⑩ナイトインロンドン
  • 弱い馬ではなく体力もあるが瞬発力が無い。
12着 ⑤パールデュヴァン
  • 後方のまま一切の見せ場無し。
13着 ⑨ビキニボーイ
  • 好位5番手で上手く運ぶが能力差はどうにもならず力負け。

まとめ

    • 上位2頭は間違いなく菊花賞向きの馬。
    • レースの流れ次第で結果は変わっている。
    • ロードデルレイはまだ華奢。今後の成長次第で重賞は勝てる。
    • やる気もイマイチで5着ハーツはむしろ予定通りの可能性も。
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参考



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プロフィール
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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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