重賞レース回顧

【第26回富士ステークス(GⅡ):回顧】ナミュール

2023年10月21日㈯に東京競馬場芝1600mで行われた第26回富士ステークス(GⅡ)は、横典ダノンタッチダウンが作り出した謎の流れを読み切った1番人気ナミュールが直線力強く抜け出し、レッドモンレーヴの追撃を抑え快勝。 昨年春のチューリップ賞(GⅡ)以来となる二つ目のタイトルを手にした。 なお、久々に姿を現したみんなのアイドルステラヴェローチェも前目で健闘したものの、最後は力尽き7着に敗れた。
重賞展望

【第84回菊花賞(GI):展望】追い切りと考察

10/22㈰に京都競馬場芝3000mで行われる第84回菊花賞(GI)の追い切りと考察。 皐月賞馬とダービー馬が雌雄を決する一戦と言えば聞こえは良いが、3歳のトップクラスは秋天で古馬に挑むのが最近の主流。 今年の秋天は世界最強馬イクイノックスをはじめとする悪魔的メンツで争われることが確定しており、全盛期のエフフォーリアを負かしてダービー馬の称号を手にし、今なお強豪古馬の一角を担うシャフリヤールですら早々と白旗を揚げてブリーダーズカップターフに矛先を変えた。 陣営の本心は闇の中だが『皐月賞馬とダービー馬でも現状は古馬最強格に挑むにはまだ足りない』と判断して差し支えないだろう。 で、やって来たのが京都3000mの菊花賞。 こちらもそう簡単ではないが、さすがに秋天よりは計算が立つのだろう。
重賞展望

【第26回富士ステークス(GⅡ):展望】追い切りと考察

10/21㈯に東京競馬場芝1800mで行われる第26回富士ステークス(GⅡ)の追い切りと考察。 例年芝1600mの外枠有利がより顕著となるAコース3週目の富士ステークス(GⅡ)に於いて超内枠から好走するにはソングラインレベルでないと難しい。 しかし今年は12頭立てと手頃な頭数で、これといって強力な馬が外枠を引いたわけでもなく混戦となっている。