今週の馬場考察

【今週の馬場考察】12/2~3 冬の中山開幕週 傾向と対策 ステイヤーズS(GⅡ)

今週は冬の中山開幕週。 3月末以来の使用となるAコースで逃げ先行馬天国の開幕週というオーソドックスな考え方は良いのだが、ココは魔窟コース中山。話はそう簡単でもない。 季節を問わず中山の開幕週というのはミステリアスな結果が頻発するのだ。 最初に組まれる重賞も超長距離重賞ステイヤーズS(GⅡ)。 言葉は悪いが毎年ロートルが過半数を占める3600m戦を鮮やかな馬券で仕留めることが出来るならば、それは幸運なだけ。展開やペースなど読めたものではない。 先ずは恒常的に圧倒的外枠有利が確定しているダート1200m、および開幕週となれば内枠先行有利が確定している芝1800mで狙いを定めていきたい。 なお、芝1200と芝1600も内枠先行有利な形状をしているが、『魔窟』。 芝2000と芝2200は開幕週なら超微かに内枠有利だが、ほぼ無いに等しいと考えて良い。 狙える馬の話はおいおい語るとして先ずは開幕馬場を見ていこう。 5回中山開催の9日間は全てAコース(内柵を最内に設置)を使用。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】12/2~3 冬の中京開幕週 傾向と対策 チャンピオンズカップ(GI)

2023年師走の中京競馬が開幕。 GIのある日曜日と比較にならない騎手質でドローカル開幕する冬の中京。4か月ぶりの開催とあり、天候に恵まれれば超高速馬場が基盤となることはまず間違いない。 どれだけド新人でもさすがに開幕週の芝は内枠前有利な事くらいは理解出来るだろうが、みんな行くと今度は制御できるヤツが誰一人いなくなるという懸念すらある土曜日に手を出すのは結構勇気が要りそうだ。 きっちり出馬表を見て、やれるところと無謀なところの線引きはしておこう。 なにはともあれここも当然、馬場に関する不動の事実を記していく。 あとは各々分析し、『桶狭間の地獄』を堪能してほしい。
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【今週の馬場考察】12/2~3 冬の阪神開幕週 傾向と対策 チャレンジカップ(GⅢ)

今週は阪神も開幕週。 まずは今年のGI戦線では足りなかった馬達が集結するチャレンジカップを皮切りに、枠ゲー要素の強い牡牝2歳王座決定戦2鞍をこなし、非根幹1400多頭数でゴチャつく阪神カップから有馬記念の軍資金を守り抜くという流れ。 恐ろしく言い方が悪いが、私は歯に衣を着せるのが超苦手なのでご勘弁願いたい。 それでは馬場を見て行こう。 9日間開催の前半6日はAコース(内柵を最内に設置) 後半3日はBコース(Aコースから直線部3m、曲線部4m外側に内柵を設置)を使用する。