【第60回金鯱賞(GⅡ):回顧】プログノーシス

重賞レース回顧

2024年3月10日㈰に中京競馬場芝2000mで行われた第60回金鯱賞(GⅡ)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気④プログノーシスが優勝。

重賞初制覇となった昨年に続く金鯱賞連覇を飾った。

全く仕上げておらず+9㎏も全て太目。せいぜい7分程度の状態で昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ以下を粉砕するのがイクイノックスと戦って来た古馬一線級の力ということか。

2024 金鯱賞(GⅡ)

各馬短評

1着 ④プログノーシス
  • 追い込み脚質に開幕週は基本的にそぐわない。
  • レース後川田も認める程に状態は最悪のカス仕上げ。
  • スタートから見ると川田は回ってくる事を第一に考えているほどに暫く不動。
  • シーズンリッチとエアサージュの暴走で乱ペースになり、前は勝手に自滅。
  • そこが開くと分かっていたかのようなポジションの上げ方。
  • 4角を回ると3~4秒で内に進路を取って先頭。
  • あとは独走で、ドゥレッツァ以下に5馬身差圧勝。
  • 尋常じゃなく川田が上手い。
  • 7分程度でアレは力が違い過ぎ。
2着 ③ドゥレッツァ
  • 舐めプで来るかと思いきや意外にしっかり力を出せる態勢。
  • 今回は想定通り、差しに回る。
  • 道中上がって来るプログノーシスを外から閉めるも、失敗する。
  • そして自分は外へ外へ。
  • その間に離される一方。
  • 完全敗北。
3着 ⑥ヨーホーレイク
  • ケイコはドウデュースに胸を借りる。
  • 26カ月ぶりの馬の動きではない。
  • でも屈腱炎26カ月ぶりなのは揺るがない事実。
  • ステラヴェと同じくアイドル化しているので少し人気。
  • 序盤少しかかり気味もすぐに落ち着く。
  • バカペースに崩れ落ちる先行勢の中で唯一頑張って3着。
  • すげえな陣営という言葉しか出て来ない。
  • 4歳最強格の完敗もあり、世代間格差もこれで浮き彫りに。
4着 ⑫ハヤヤッコ
  • ハイペースの中京は好物。
5着 ⑩アラタ
  • 稽古は良く、状態面不安無し。
  • 今回は展開も向いた。
  • 先行も出来るし差しも出来るが相手が弱い場合のみ馬券になる。
6着 ②ワイドエンペラー
  • ド新人の経験値を積むための出走。
  • 当たり前のような最後方追走。
  • 展開が向いてあわや掲示板。
7着 ⑤ブレイヴロッカー
  • 今回は稽古から細身に映り、調子落ち。
  • 前のアホ4頭とは離れた5番手。
  • 雪崩れ込んだだけ。
8着 ⑪エアサージュ
  • 前に付ける手が最上なので間違ってはいない。
  • 開幕週とはいえ、シーズンリッチ共々緩みのないペースで無理し過ぎ。
  • 素直にヤマニン行かせて番手3番手ならもう少しやれただろう。
9着 ⑬レッドジェネシス
  • ピークアウト済。
  • バテた馬を交わしただけ。
10着 ⑦ヤマニンサルバム
  • すんなり逃がさせてもらえず気負って終わり。
11着 ⑧バラジ
  • 去勢後の初戦。
  • まぁこんなもんでは?
12着 ⑨ノッキングポイント
  • 力の要る馬場向きで開幕週の馬場は合わない。
  • レース中にノドが鳴っていた模様。
13着 ①シーズンリッチ
  • 中京開幕週の1枠1番なら行くのは理解出来る。
  • そこまでしなくてもいいんじゃないかな隼人さん。
  • 逃げ馬総爆沈も当然の乱ペース誘発。
  • 屈腱炎明け26カ月ぶり3番手から3着のヨーホーレイクさん改めてすげえな。

まとめ

    • プログノーシス強過ぎ。
    • 現4歳世代がトンネルを抜けるのはいつになるのか。
    • ヨーホーレイクはあのポテンシャルなら即種牡馬入りも一手なんじゃないの?
    • 飽和してそうな血統だから難しいか。怪我再発しないことを望む。
    • ↓いつもの。


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参考

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