【第43回新潟2歳ステークス(GⅢ):回顧】アスコリピチェーノ

重賞レース回顧

2023年8月27日㈰に新潟競馬場で行われた第43回新潟2歳ステークス(GⅢ)は、北村宏騎手騎乗の1番人気アスコリピチェーノが逃げ粘る10番人気のショウナンマヌエラを見事に捕らえて優勝。6月の新馬戦に続いての鮮やかな差し切りで無傷のまま重賞初制覇を飾った。

2023 新潟2歳ステークス(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑫アスコリピチェーノ
  • 展開向かずの新馬勝ちはこれと⑪の2頭のみ。
  • 人気の③と⑩はキレにまだ疑問符、④は鞍上と明確な不安あり。
  • てわけでおそらく勝つのは好枠も後押しの8枠2騎どちらか。
  • 定番通りに先行集団に付けて直線追い出す。
  • エンジンのかかりはやや遅いが、トップスピードに乗るとかなりの伸び。
  • メジャーにしてはもう少し距離も持ちそう。
2着 ⑥ショウナンマヌエラ
  • 調教を見るからにまだ子供っぽさ全開。
  • 新馬のメンバーはそこそこ。
  • 今回は人気的には過小評価気味。
  • 前回ほど楽な逃げにはならなさそう。
  • まさかの前回より楽な『好発からのスロー単騎逃げ』
  • そりゃ粘れるわ。
3着 ⑪クリーンエア
  • 新馬は届かない展開で届く。
  • 好馬体の馬なので今後の活躍は約束されている。
  • 今回は外枠も良く、走破圏。
  • 道中はアスコリをマーク。
  • やや詰まったものの勝ち馬ほどキレなかった。完敗。
4着 ⑤ルクスノア
  • 調教抜群で穴気配漂う。
  • 但しスプリンターの予感。
  • まなみ52㎏→まなみ55㎏。これは基本即消し案件。
  • 好発から前行けばいいのに抑えて喧嘩。ヘタ①
  • 直線何故かいったん内に進路。ヘタ②
  • とはいえこのメンツと距離で4着なら、次の距離短縮で有力視したい。
  • 馬体の完成度はかなり低いので成長が楽しみな馬。
5着 ⑨シリウスコルト
  • 勝つ可能性のあるリストに一応入る馬。
  • スローをのんびり後方追走。
  • いつの間にか中団まで上がっていたが最後内の方へ。
  • 新馬でも見せた良い末脚は使っており、ちょっと消化不良。
6着 ②ヴァンヴィーヴ
  • ヴァルヴレイヴ?
  • デビュー2戦で出遅れ。
  • フワフワした走り。調教も激悪。
  • 買える要素は一切なかったが少し人気のお客様。
  • 今日はスタートを決めた。
  • 見せ場は少しあったがやはりフワついた走り。
  • 馬体を見ると1600mは長いかも。
  • とりあえず今は成長待ち。幼い。
7着 ③エンヤラヴフェイス
  • 人気程の強さを見せてはいない。
  • 新馬は完勝も結構追っているが上がりはそれほどでもなく、キレ不足を懸念。
  • てことは今回の新潟には『合わない』
  • キレを見せていない馬をスローの後方に付けて菱田は何がしたかったのだろう?
8着 ⑩ヒヒーン
  • 阪神の新馬は見所のあるレース。
  • 大箱の新潟は合いそうな走法。
  • 調教イマイチ。
  • 馬体もパドックで見るとイマイチ。
  • すんなり番手で謎のガチ抑え。絶対やってはいけない騎乗で終了。
  • 正直教育騎乗は他でやってくれと思う。買ってないけど。
9着 ④ルージュスタニング
  • 新馬は抜けきったパドックでの馬っぷりで順当勝ち。
  • 決して低レベル戦ではなかった。
  • 一週前調教で爆走。万全。
  • ところが人気を飛ばす騎手ランクTOPクラスの明良で一気に暗雲。
  • スタートでエンヤに激突。
  • カットされたのもあるが、直線は詰まる所だけ選んで走る。
  • 率直に言って周りが見えてない。
  • 上手い騎手は数秒先を予測しながら走るが、それが一切ない。
  • 残念ながら明良はまだ馬質頼りの優遇された若手に過ぎない。
  • ここまでくると何週連続で重賞上位人気馬を戦意喪失に導くかが見もの。
  • 馬は人気落ちて鞍上強化なら全然買える。
10着 ⑦ジューンテイク
  • 一頭だけ出遅れ。
  • 脚を溜めるだけ溜めて上がり最速33.1。
  • 次走過剰人気しそうだけど出遅れは怖いぞ。
11着 ①ホルトバージ
  • 不利枠だしまぁこんなもんだろう。
12着 ⑧ニシノクラウン
  • スタート後、即かかる。
  • 番手からただ後退するだけの競馬。
  • レースが出来ていないので参考外。

まとめ

    • 現状ではこのレースで大物感を感じる馬はいない。
    • 若駒同士の凡戦。
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