【第38回根岸ステークス(GⅢ):回顧】エンペラーワケア

重賞レース回顧

2024年1月28日㈰に東京競馬場ダート1400mで行われた第38回根岸ステークス(GⅢ)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気④エンペラーワケアが優勝。

逃げ候補のアイオライトが出遅れ。武豊が作る忖度スローペースに見事乗っかり、完全前残り展開になったレースを残り200で先頭に立ち、そのまま余裕綽々で初重賞制覇。

通算成績を7戦5勝、連勝を「3」に伸ばし、次の舞台へと進む。


2024 根岸ステークス(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑦エンペラーワケア
  • 追い込み馬にしか強敵はいない中、ハイペース想定が懸念材料。
  • 暴力的な逃げ馬が出遅れて豪運のスロー。
  • 楽勝。
  • 今回も少しかかる面を見せており、1600mで全幅の信頼を置けるかどうかは未だ不透明。
2着 ⑯アームズレイン
  • デキは良好。
  • 200mの延長がカギ。
  • ドスローの番手。
3着 ⑩サンライズフレイム
  • 絶好調の4連勝馬。
  • 好発を切る。
  • スローなのに手綱を引く。
  • んで2着にすら届かず。
  • あっ。藤岡だった。
4着 ②ヘリオス
  • 武豊様が逃げるのに競りかけるやつは皆無。
  • 唯一競りかける可能性のあったヤツはスタートで誤爆。
  • 超絶展開利にしても東京ダート1400mは依然この馬の庭。
5着 ③フルム
  • 好発から無理なく追走。
  • 元々仕掛け遅れているが、直線で寄って来たシャマルが邪魔。
  • 力的にはこんなもんか。
6着 ⑤ベルダーイメル
  • 仕上がり途上は既報済。
  • 12㎏増。
  • それでもここまで来れる以上、やはり力はある。
7着 ⑥シャマル
  • 能力の最大値はGI級。
  • 急仕上げの度合いも超ド級。
  • 死ぬほど先行有利の流れを3番手追走から最後ヨレて7着。
  • 完走できただけでも今回は収穫。
8着 ⑭アルファマム
  • アイオライトが出遅れ、自身は好発もポジションを下げる。
  • 騎手がペースを読めないので仕方ない。
  • 上がり最速ではあるが、この馬的には超不発。
9着 ⑪パライバトルマリン
  • 展開利を得ながら沈むだらしない内容。
10着 ④ライラボンド
  • やや立ち遅れ。
  • 脚が遅いので中団やや後方。
  • 力負け。
11着 ①アイオライト
  • ガチモンの出遅れで展開をぶち壊す。
  • ①アイオライト、②ヘリオスでスローになるとは思いませんよ。
  • にしては頑張った。馬は。
12着 ⑬オマツリオトコ
  • 盆休みの時期にでもサイン馬券で買う馬。
13着 ⑬タガノビューティー
  • 石橋の乗る人気馬。
  • 普通なら流れるレース。
  • フェアリーSのテリオスサラ同様、当たり前に出遅れる。
  • ドスローを余裕の後方待機。
  • まさに石橋クオリティ。
14着 ⑧ピアシック
  • ピークアウト済。
15着 ⑨エクロジャイト
  • 今回は体調も微妙。
  • 大スランプ真っ只中なためしばらく静観。
16着 ⑮ケンシンコウ
  • 全く仕上がっていない。
  • 基本的には中山や福島の馬。

まとめ

    • アイオライトの出遅れによりドスロー前残りの大凡戦化。
    • 人気馬には良騎手がほぼ不在の一戦で、モロにそれが出た。
    • 展開利は得たが、それでもエンペラーワケアの勝ちっぷりは優秀。
    • 川田自身が返し馬の感じでそれほど調子が良いとは思っていなかった事を後述。
    • つまりここでは騎手も馬もワンランク上。
    • 終わってみれば当然の結果か。
    • 団野と明良と康太は正座しとけ。
    • ↓いつもの。


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参考

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