2023年11月4日㈯に東京競馬場芝1400mで行われた第59回京王杯2歳ステークス(GⅡ)は、横山武史騎手騎乗の1番人気⑦コラソンビートが粘り込みを図る9番人気③オーキッドロマンスをゴール直前で差し切って優勝。2着には共に追い込んで来た8番人気②ロジリオンが入線。
2023伝説の新馬戦候補の6月4日5R組(勝ち馬ボンドガール)から2週連続で重賞ウィナーが誕生した。
2023 京王杯2歳ステークス(GⅡ)
各馬短評
1着 ⑦コラソンビート
- 人気のボンドガール組。
- 噂にたがわぬ連勝内容で能力は上位。
- 追い切りではややこじんまり感。
- 杞憂に終わる+8㎏。
- ミルテンベルクの真後ろでビタバリマーク。
- 直線測ったように差し切る。
- やや速めのミドルの流れを上がりの強力さでレコードV。
- 明確に強い。
2着 ②ロジリオン
- 1600mでも若干忙しい感じで1400mはどうかの懸念。
- 好発から促すもやはり忙しいようで最初は後方へ。
- 直線前が詰まり外に持ち出すのに手間取る。
- それでもコラソンビートを上回る33.0の上がり。
- 勝ちに等しい内容。
- →毎日王冠のシュネルマイスターの負け方。
3着 ③オーキッドロマンス
- こちらはボンドガールとは別の2023伝説の新馬戦候補である6月10日5R組(レースレベルは低いがメンバー質が高め)
- ウルトラ好スタートを決めるがジャスパーノワールが主張したため控える。
- 5馬身離れた番手追走。
- 完璧に抜け出すが、最後は1~2着馬の決め手に屈する。
- レースセンスが鬼高い。
- スタートが良く行きっぷりも良いので将来は1000mで覇権を握る可能性も。
4着 ⑨バンドシェル
- 少し鞍上と喧嘩しつつ先頭から離れた3番手追走。
- 展開には恵まれたが1~3着馬には力で劣る。
5着 ⑦ミルテンベルク
- 85%ほどのデキに不安も能力は上位。
- パドックでイレコミ。
- かかる。
- 終始気負って走り、伸びを欠く。
- もしかすると1400mでも長いのか???な内容。
6着 ⑫ジャスパーノワール
- 飛ばし過ぎ。
7着 ①アグラード
- 課題のスタートを決めるもゆったり構えて後ろ過ぎ。
- 追い出しも遅過ぎ。
- 騎手負け。
8着 ⑩タイガードラゴン
- この流れを離れた3番手追走でここまで沈む。
- 単純に力負け。
9着 ⑤アンバーニードル
- 好発も後ろから。アホなのかな。
10着 ⑪アスクワンタイム
- 追い切り内容から明らかな急仕上げ。
- +14で確信。
- さらに出負け。
- 次走以降で絞ってくれば見直しが必要だろう。
11着 ⑥ゼルトザーム
- パンパンの良をこなすかだけが焦点。
- こなせず。
- とりあえずダート路線行こうか。
12着 ④タヤスロンドン
- 今回の大差負けは評価のしようがない。
まとめ
-
- 1~2着馬はGI好走可能なレベル。
- ロジリオンはもう少し距離が欲しいか。
- オーキッドロマンスは3歳前半まではマイルでも良いが以降は確実にスプリントに寄る。
- 小倉2歳S組は体調その他で問題ありの敗戦。
- アグラード津村は詰められるレベル。
- ↓いつもの。
コメント