【今週の馬場考察】10/22~23 新潟

今週の馬場考察

新潟競馬場の馬場状態

今週も東京・阪神・新潟の3場開催。

7/30㈯から9/4㈰までの6週を全てAコースで施行されたのに今回もAコースで3週間の開催となる新潟。初週は1000直でひたすらインを進んだ15番人気の①が絡むなど紛らわしい決着もあったが、週メインの信越Sを含む大半のレースでは概ね力のある差し馬が存在感を示した。

3場開催で全てに手を回す必要はない。2000mで力のある馬がいればそこだけ買うのが無難で外枠なら尚良い。

なお、Aコース(内柵を最内に設置)は直線距離は内回りが358.7m、外回りは国内最長の658.7mとなっている。

3コーナー(内回り)

Aコース

4コーナー(内回り)

Aコース

直線

Aコース

①第3回新潟競馬終了後、開催による傷みを回復させる目的で、散水や肥料散布等の生育管理に努めました。向正面直線から内・外回り3コーナーから4コーナー、および正面直線の内側に部分的に傷みが残っていますが、それ以外の箇所は概ね回復し、良好な状態です。

②向正面直線から内・外回り3コーナーから4コーナー、および正面直線の内側に少し傷みが出ています。それ以外の箇所は良好な状態です。

JRAの発表は以上。①は開幕週、②は2週目

開幕週が前開催の4~5週目の間くらいの馬場状態であることが判る。1週使ってさほど痛みが進んだ様子は見受けられないが、それでもインは確実に今週も荒れて来るだろう。クッション値は9.9と固めの良馬場でそこそこ時計は出る。

 

 

新潟競馬場:コース図

引用:JRA

国内初となる直線コース(芝1000メートル)を新設したうえに、従来の右回りを左回りに作り変えるという大掛かりなコース改造工事が竣工した2001年夏以降、新潟は多彩な顔を持つ競馬場に生まれ変わった。まずは、日本最大のスケールを誇る芝・外回りコース。2223メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)という1周距離は日本最長、658.7メートルという直線も、東京のそれより130メートル余りも長い。

この長い長い直線を騎手たちも意識するため、外回りコースのレースでは序盤から中盤にかけてはゆったりとしたペースで流れ、直線の末脚比べに持ち込まれるケースが多い。3コーナーと4コーナーにはスパイラルカーブ(内回りコース、ダートコースも同じ)。外回りコースではここに高低差1.6メートルほどの緩やかな下り勾配も設けられているので、馬たちは自然と勢いがついて直線に向く。このため、レースの上がりタイムは速くなるのが常。しっかりとした決め手を持つ馬でなければ、なかなか勝利には手が届かない。

一方の芝・内回りコースも水準以上の大きさを誇る。Aコース使用時の1周距離は1623メートルと標準サイズだが、直線(358.7メートル)は中山(310メートル)よりもかなり長いのだ。ダートコースの直線の長さ(353.9メートル)も全国で3番目。ダートでは逃げ、先行タイプが優勢ながら、芝の内回りコースでは差し馬が水準以上の成績を残している。「内回り(及びダートコース)の直線も決して短くはない」こと、水はけの良さには定評があり、雨の影響を受けにくいこと、また、新潟のみが一年中「オール野芝」で開催が行われていることも頭に入れておこう。

ダートの1200メートルは芝スタート。置き障害によって争われる障害レースでは、飛越力だけではなく、スピードも問われる。また、“直千”の愛称で親しまれている新潟名物の直線競馬では、「外枠優勢」の傾向がみえる。

ともあれ、日本唯一の直線コース、日本一のスケールを誇る外回りコース、さらにポピュラーな内回り及びダートコースがひとつの競馬場に同居していること。それこそが新潟の“最大の特徴”と言えるだろう。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1000m 内枠OUT

開幕週から外枠祭りになられてはもう開催終了まで内枠に手は出ない。アンカツさん曰く『枠順抽選の運でほぼ決まるコース』

 

芝1200m(内回り) 中枠逃げ先有利

向正面直線入り口スタートから3コーナーまで448mあるにはあるが内回りで最後の直線も358.7mと(新潟にしては)短い。しかも多頭数となればまず内枠の逃げ馬有利は動かないが残念ながらもう内枠に優位性は無い。少し外に寄る。

芝1400m(内回り) ほぼフラットだがやや内枠不利

最初のコーナーまで約648mで枠の影響はほぼ無い。コース図を見た事がない方々には外枠が嫌われる傾向があるので積極的に外枠を狙おう。

芝1400m(外回り) 

新潟1400mは基本的に内回りなので割愛。あれば断然外有利。

芝1600m(外回り) 概ねフラットだが既に内枠不利

向正面真ん中よりやや右からのスタートで1コーナーまでの距離は約550mあり、枠順による影響は1400m同様ほぼない。もちろんもう内枠は不利。

外回りコースのみなので、1400mに比べれば開催が進むに連れて内枠が仇になる割合も小さいが、それでも開催後半は内枠不利が顕著になって来るだろう。当面の理想は中枠。

芝1800m(外回り) フラット

1600m同様こちらも外回りコースのみ。向正面入り口のスタートで最初のコーナーまでの距離は約748m、そして最後の直線は約659mあるとなれば枠の有利不利を考えるよりも地力に秀でた馬を確実に見抜くことが先決。もちろん開催後半は内枠不利になる。

なお、このコースは荒れる事は頭に入れておこう。

芝2000m(内回り) 多頭数の外枠はOUT

そういうコース。

芝2000m(外回り) 開催進行に伴いどんどん外枠有利になるが基本的に地力優先

向正面直線右奥2コーナーポケットスタートで最初のコーナーまでは驚異の948m、且つ最後は659mの直線となれば地力の高い馬に逆らうのは無謀となる本命党向きの舞台。

芝2200m(内回り) やや外有利

スタンド前直線スタートで最初のコーナーまで約636mなので枠順は不問。コーナーを4回回る事に加えて最後の直線は約358.7mという事からも器用さと先行力を兼ね備えたタイプが有利。

芝2400(内回り) 内枠不利

2200mより200m左からスタートで最初のコーナーまで約836m。1000直のスタート地点から僅かに進んだ位置がスタート地点なので内枠不利は明白。

ダート1200m 断然外枠

芝スタートのダートは競馬場を問わず恒常的に断然外枠有利。これは抗いようがない事実。

 

結論

  • 力のある差し馬が優位
  • 1000直は愚直に外枠
  • 基本戦略として内枠不安視
  • ↑とくに1600~2000m、多頭数ならなお良し

今週のおすすめ

土曜

9R ⑨バラジ 好枠。近走は負けた相手が悪く、安定度高い。

日曜

11R ⑨エイシンチラー むしろ追走が楽な距離で瞬発力勝負に持ち込めば牝馬限定戦程度は楽勝の力量。

他場

10/22~23 東京 富士S(G2)

10/22~23 阪神 菊花賞(G1)

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