【第59回クイーンカップ(GⅢ):展望】追い切りと考察

重賞展望

2/10㈯に東京競馬場芝1600mで行われる第59回クイーンカップ(GⅢ)の追い切りと考察。

今年の3歳世代も牝馬優勢の様相。

確かに粒は揃っているが、アスコリピチェーノなのか、チェルヴィニアなのか、というように確固たる主役はまだ決めかねてるのが皆さんの現状だろう。

年明けて2つ目の3歳牝馬GⅢとなるクイーンカップは1つ目のフェアリーSとは雲泥の馬質で争われることが多く、昨年のハーパーのような人気だけ薄い掘り出し物も埋まっている。

目を凝らして次の主役候補を発掘しようではないか。

東京競馬場

引用:競馬ラボ

追い切りと考察

①サクセスカラー

w c 馬なりふつう。目立つところはない。

  • 中間を見ても慎重に緩やかに仕上げようとする意図が垣間見える。
  • メイチではない。
  • 試金石的な重賞挑戦。
  • 新馬は好発抑えの大嫌い騎乗だが、危なげなく番手から抜け出す。
  • 大きな加点材料はないが、逆に減点もない。
  • ひたすら地味。
  • 買ってもヒモまで。
②サンセットビュー

坂 c ラスト軽く仕掛ける程度。ハリツヤ良く順調。

  • しっかり乗り込んで来ており、力は出せる。
  • 逸走の前走は最初から気性難を露呈。
  • デビュー戦は行き脚付かず。
  • 2戦目は激・低調メンツ。
  • 稍重で遅く、とりあえず付いていけた。
  • ガチ追いしたが、上がりも平凡。
  • 今回の道中最後方候補。
  • 血統はなかなか厳つく、化ける可能性はある。
  • 血統以外での買い目は皆無。
③アルセナール

w c 3頭併せ馬なり。ふつう。

  • 新馬はゆったりとしたスタートから最初は追走にひと手間。
  • ドスローで何とかついていける。
  • 直線はエンジンのかかりが酷く遅い。
  • 加速し始めてからはビュッと伸びたが相手が低調。
  • 結構追っていたのに上がりも勝ち時計も平凡。
  • 京都の下り坂で物理的な力を借りて加速するスタイルのレースが合っている馬。
  • ついでに1600も忙しそう。
  • 東京マイルのここで買い目を探すのが非常に難解な馬。
  • ナミュールとラヴェルの妹。
  • 人気の源であるブランド力でどこまで。
➃サフィラ

坂 c 抑えまくりで当週追いは何の参考にもならない。

  • 1~2週前の時計を見ると、とりあえず走れる態勢にはある。
  • ローテ的に見ても85%ほどの仕上がりか。
  • 月1の4連戦からようやく2か月の間隔を空けてもらえた。
  • ここ2戦で世代トップクラスとの間に一枚の壁を置かれた。
  • 決して弱くは無いのでここも上位争いは可能。
⑤ガビーズシスター

美浦坂 c 馬なりでチャキチャキした動き。力感はある。

  • 新馬を見て勝ち上がりは即だなと思っていた馬。
  • 楽に勝ち上がって即芝で距離延。
  • 父はなぜ種馬になれたのかも不思議な馬。
  • 祖父レモンドロップキッド、母父ストームキャット。
  • ダート短距離で降ろしたのも納得は行く。
  • 芝でもやれる下地は母方にあるとも言える。
  • ダート勝ち上がりで芝重賞好走は穴馬によくある話。
⑥モリノレッドスター

w d 馬なり軽め。

  • 通常坂路追い主体だが今回の最終追いはw。
  • 全く時計を出しておらず、やる気疑問。
  • アルセナールを全く評価していないのに、それ以上に楽なレースをして完敗。
  • 3戦目で桁外れに変わればって話。
  • 買えない。
⑦コスモディナー

w c+ 持ったままで51.8-37.4-11.4。絶好。

  • 前走のGIは休み明けの上に輸送も絡んで-22㎏。
  • それでも掲示板組とは少差。(サフィラとは0.3差)
  • 新馬で負かしたテウメッサは案外侮れない馬。3着以下は5馬身差。
  • 2戦目で完敗したが、相手はGI2着馬エコロヴァルツ。
  • 外ぶん回して完勝のクローバー賞もこっそり好メンツ。
  • 先行も出来れば差しも利く自在脚質。
  • スタート、折り合い共に問題なし。
  • 100%買う。
⑧ルージュスエルテ

美浦坂 c 3頭併せで離したが、残り2頭は追っていない。

  • ので離したように「みえてるだけ」。
  • 1週前のwでの好時計は評価。力は出せる。
  • 新馬は好発抑えで喧嘩。明良なので仕方ない。
  • で終始気負う。明良なので仕方ない。
  • てかヒドイな新馬。駄騎乗の極み。
  • A.ドヘータ→Ⅽ.ルメールとはいえ2戦目の1.5倍は異常オッズ。
  • ドスローを逃げて楽勝もクソ凡戦。
  • 勝負付けが済んでもまだ追っており、抜け出すとソラる可能性示唆。
  • で、平凡上がり。
  • 3戦目も逃げる。初戦の有様からこれは抑えが利かないスピードタイプと断定。
  • ドスローとはいえほぼ追わずに上がり33.4はなかなか立派。
  • 1600mは間違いなくギリギリ。
  • 絡まれた場合は爆沈みもある反面、距離こなしてマイペースなら完勝まで。
  • 人気なのは納得したが、軸には不向きでヒモまで。
⑨カレンナオトメ

w d 馬なり。脚どりが凄ぇかったるそうで、終いも決めず。

  • 無理。
⑩ブライトアゲイン

坂 c 森さんとこの馬らしく、坂路で映える時計。

  • これまでの戦歴からも絶望的に通用しないと思われる。
⑪ルージュサリナス

w c 3頭合わせでアルセナールに手応え劣る。

  • 新馬はスタートモッサリも好位追走。
  • 4角前から割と追い通し。
  • ジリジリ伸びて完勝も、ド凡戦。
  • 将来的にはもう少し長めの距離がよさそう。
  • 1戦だけで断定はできないが、今回は流石にキレ負けると考える。
⑫テリオスサラ

w c 馬なりできっちりまとめる。

  • 前走も戦えるデキだったが戦えない鞍上。
  • アホほど出遅れたものの0.4差まで詰める。
  • 石橋→戸崎で人気下降は本来有り得ない話。
  • ダメージなければ圏内。
  • 伊達にステレンボッシュと好戦していない。
⑬クイーンズウォーク

坂 c+ 馬なりでラスト2Fをきっちりまとめる。

  • 牝馬ながらに体のラインが逞しく、素直に良い馬。
  • デビュー戦は立ち遅れ。
  • 稍重をドスローの逃げ馬に上手くやられる。
  • おそらく楽に捕まえられると川田は思っていたはずで、割と悠長に乗っている。
  • 2戦目はスタートも幾分マシ。
  • 楽逃げと楽番手をノーステッキで捕らえて2馬身差完勝。
  • 発馬に少し課題残るが、折り合いも問題なく瞬発力も非凡。
  • あとは輸送をクリア出来れば勝ち負けはほぼ確。

好調教馬

c+ ⑤ウインカーネリアン ⑭サウンドビバーチェ ⑱アヴェラーレ ①サクラ

稽古の悪い馬はほぼ皆無。↑は状態に一切問題が無い馬だけを挙げた。

まとめ

    • アルセナールは過剰人気。来たらごめんね。
    • コスモディナーは化ける可能性あり。
    • 軸にはクイーンズウォークが最適か。
    • サフィラは現時点でGI級ではないが、ここなら通用するレベル。
    • ルージュスエルテは諸刃の剣。
    • ガビは芝と距離延長こなせば穴も。
    • ◎⑬〇⑦▲⑫ △➃⑤⑧ 連ならこれで足りる。
    • いつもの↓


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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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