2024金鯱賞

重賞展望

【第60回金鯱賞(GⅡ):展望】追い切りと考察

3/10㈰に中京競馬場芝2000mで行われる第60回金鯱賞(GⅡ)の追い切りと考察。 前日の単勝オッズを見ると③ドゥレッツァが2.0倍、➃プログノーシスが3.4倍。 2頭の馬連は2.8倍となっている。(枠連は2.9倍) こんなことをXで書くと怒られそうなのだが、一方は戴冠後の最初に2000mを使って来た菊花賞馬、もう一方は秋の天皇賞で最初から勝利を捨てた着狙いをした馬。 ついでにドゥレッツァは本質的に意地でも前のタイプではないので開幕週の利を得られるとも限らないし、プログノーシスは強靭な末脚を武器にする馬。 さらに言えば、抜けた人気馬2頭が揃って連逸する光景などこれまで悪魔的な数を見て来ているので、この2.8倍に捻じ込む勇気は私には無い。 こんなんで決着するなら「あっそ」で終わりでいい。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/9~10 春の中京開幕週 金鯱賞

3/9㈯から2024年中京競馬が開幕。 3週6日間のショート開催。 各週にGI・GⅡ・GⅢが詰め込まれ、それでいて重賞の無い日はしっかりと若手・中堅・デビュー2週目の新人という阿鼻叫喚の騎手質で行われるため、ドローカルの本質も失わないという濃度の高い春の中京。 昨年12月以来3か月ぶりの開催。しかも、12月はAコース使用で今開催はBコース使用。天候に恵まれれば超高速馬場が基盤となることはまず間違いない。 但し今週の中京は空が怪しく開催日はそこそこ晴れそうなのだが、火・水・金と結構な雨量が見込まれそうで週末まで残らないとも限らない。 どれだけド新人でもさすがに開幕週の芝は内枠前有利な事くらいは理解出来るだろうが、みんな行くと今度は制御できるヤツが誰一人いなくなるという懸念すらある土曜日に手を出すのはかなりのチャレンジャーであり、真のギャンブラー。 きっちり出馬表を見て、やれるところと無謀なところの線引きはしておこう。 なにはともあれここも当然、馬場に関する不動の事実を記していく。 あとは各々分析し、『桶狭間の地獄』を堪能してほしい。