競馬

今週の馬場考察

【今週の馬場考察】7/22~23 福島最終週

今週で福島はオーラス。先週は土曜の雨で内は土が良く見える状態となって直線は外を使った馬の天下。そんな馬場状態の中、バーデンバーデンカップのドゥガのように内枠を引いてしまった上に内から突き抜けた馬は素直に評価して良い。 当然今週も内は荒れ地となっている。土日共に良馬場開催になることが濃厚なことに加えてクッション値の高さ(金曜時点で9.3)も加味されれば、後方待機勢も通常より人気になる。 こういう場合の妙味は1200mと2000mで外枠を引いた逃げ先行馬ということになるが、ろくにペースも読めない騎手がゾロゾロいる魔窟福島なので、各レースのメンバーと展開はキッチリ精査していく必要があるだろう。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】7/22~23 札幌競馬開幕週 函館との違い

先週で函館開催は終了し、北海道シリーズの舞台は札幌に移る。 GI昇格間近の噂が常に絶えない札幌記念(GⅡ)をはじめ、目下三年連続で翌年のクラシックを賑わす逸材を輩出している札幌2歳S(GⅢ)など、数多の出世レースを抱える札幌開催は必然的に出走馬自体のレベルが函館開催時より上がる。 「暑いし夏競馬キライ」で北海道シリーズを片付けるのも一手ではあるが、これを読んでいるような人達はそんな温い思考は出来ない悲しき人種。 とりあえず馬場はいつも通り私が全裸にするので、それを踏まえながら各人未来のGI馬を探す旅に出て頂ければと思う。
重賞レース回顧

【第59回函館記念(GⅢ):回顧】ローシャムパーク

2023年7月16日㈰に函館競馬場で行われた第59回函館記念(GⅢ)は、「どーせ荒れるんでしょ?」といった穴党ファンの声を嘲笑うかのようにC.ルメール騎手騎乗の1番人気ローシャムパークが後続に2馬身差をつけての楽勝。 GI級2頭に格の違いを思い知らされた昨年のセントライト記念(GⅡ)以降の成績はこれで5戦4勝。秋のGIシリーズへ向け、まずは重賞ウィナーの肩書を手に入れた。