まず、私はおじさんです。えぇ、すいません。最初に謝罪します。
おじさんは先日ある衝撃ツイートを目にしました。
- 良いおじさんと良い事する
- 悪いおじさんと悪い事する
これって同じ意味なんだよ。
悪魔的なほど的確に的を射貫く絶妙な表現力と説得力、そして世のおじさんたちはいい人でもいい事をすると悪人にされてしまうのかという自虐の念に駆られる事数秒。だがしかし立ち直りが早いのが取り柄なのでニュアンスを変えてみました。今回は自己に対する警鐘を鳴らす意味合いも含めた内容です。
これは「と」という複数形を使っているからこうなるワケで、「が」という単数形に変換。
- 良いおじさんが良い事する
- 悪いおじさんが悪いことする
おぉ、、すこしはマシになったではないか。これなら電車で年配の方に席を譲っても、拾った財布を交番に届けてもなんらお咎めを受けることはない。良いおじさんが単独でいい人な分には問題は起きないのだ。
- 昨日ねー。いいおじさんと拾ったお財布届けたのー
- 昨日ねー。いいおじさんといい事したのー。
どう抗っても主体がJK調になってしまうのはもう仕方ありません。これがおじさん脳なのです。同じ内容でも文章を省略してしまうと社会悪に堕ちる立場というものを弁えて、今後は単独行動に身を移すしかなく、もはや孤独死上等という心境。ですが、そもそも見知らぬおじさんとホイホイうろついてはいけないというのは言うまでもありません。
おじさんというのは至極不当な扱いを受ける立場で、悪いことをすると勿論犯罪となりますが、なにもしなくても冤罪を食らいます。電車内での痴漢冤罪などを避けるには、両手でつり革を持つとか、ラッシュを避けたガラガラの時間の電車に乗るとかいろいろ対策はあります。
日常生活に支障をきたさない程度の危機管理能力
日常には常に危機管理能力が必要で、例えばラッシュ時のホームの先頭で電車を待つ勇気は私にはありません。後ろにいる人が狂人でイキナリ押して来たら終了します。高速道路で前の車がバーストしたら車間距離がなければ終了します。これはおじさんに限った事ではないし、少々大袈裟ではありますが、ある程度は「もし」に備えるスキルは付けるべきです。
しかしながらこれがこじれて究極になるとベルカンプのように飛行機すら乗らないし、引きこもりのように全ての事象が怖くて家から出なくなる。あくまである程度に留めましょう。
おじさんだって人間です。時には過ちを犯しますし、機嫌が悪くて口調が荒くなったり、加齢臭が漂ってきたりもするでしょう。だけどそんなおじさんたちも一生懸命頑張って、一つの歯車となり、社会を回しているのです。
一応少しは社会の役に立っているおじさんたちへ送ります
- 言葉使いを改めましょう
- 身だしなみを清潔に保ちましょう
- 迂闊な行動を慎み、危機管理能力を養いましょう
蔑まされる存在から少しはマシな存在に生まれ変わりたいおじさん達にこれが届けば幸いです。
なにかと蔑まれるおじさんですが、危機管理能力は足りてますか?を最後までお読みいただきありがとうございました。