こんにちは。錦織のマスターズ初制覇を祈ってやまないぽぽんです。
才能の違いを以前から認められながらも大きなタイトルを持たない錦織圭。
昨年から手首のケガに悩まされ、現在出場中のモンテカルロマスターズでも開幕当初は伏兵扱いにもなっていませんでした。
そんな彼が世界ランクTOP5を連日撃破して今夜はナダルとの決勝に臨みます。
下馬評
ラファエル・ナダル1.05倍に対し、錦織10.0倍
世界中のほぼ全ての人がナダル有利と見ています。
相手は王者ナダル
テニスに詳しくない方でもラファエル・ナダルを知らないという方はそんなにいないと勝手に思ってはおりますが、簡単に説明します。
- BIG4と呼ばれるテニス界四天王の内の一人
- 現在世界ランキング1位
- 全仏オープン10勝
- モンテカルロマスターズ10勝(2連覇中)
- クレーコート勝率92%(錦織は70%)
- 闘争心の塊
- とんでもなく紳士
まさにテニス界のラスボスと呼ぶに相応しいですね。
怪我は厄介
そんな絶対王者ナダルに挑む我々日本人の誇り錦織ですが、手首の故障がまだ完全に癒えてない点も考慮され、開幕当初は伏兵とすら思われておりませんでした。
テニス選手に限らずアスリートにとって怪我は本当に厄介なもの。
あのジョコビッチでさえ未だに怪我の影響で本調子には程遠く、最近の大会は全て早期敗退。アンディ・マレーも腰痛が長引き復帰できていません。
リアルテニスの王子様フェデラーは怪我を恐れ、昨年に続きクレーシーズン全休を表明しています。
デルポトロは怪我から復活
とはいえ今年は素晴らしい前例があります。
錦織と同じく手首を痛め、一時ランキング1000位台まで落としたファン・マルティン・デルポトロが今年に入ってインディアンウェルズマスターズを制覇。
続くマイアミオープンでも、優勝したジョン・イズナーにこそ敗れはしましたがベスト4まで勝ち上がりました。
マスターズ初制覇はトレンド
何にでも流れというものはあり、昨年からマスターズ初優勝の選手が続々誕生しています。
- A.ズベレフ
- ディミトロフ
- ソック
- デルポトロ
- イズナー
BIG4が以前ほどの調子を維持できない事に加え、新世代が熟成し、力を付けてきている事は誰の目にも明らか。錦織にとって頼もしい傾向です。
日本テニスファンの願い
女子テニス界では次世代のホープと目される大坂なおみが一足先にプレミア・マンダリーを制しました。
彼女は遅かれ早かれ必ずグランドスラムも手にすると日本人のみならず世界中の誰もがそう思っています。
同様に錦織圭にもそのレベルのポテンシャルがある事は周知の事実。
ここでナダルを倒してマスターズ初制覇を飾り、いずれはグランドスラム制覇を成し遂げてくれる事を願ってやみません。
【モンテカルロマスターズ決勝】ケガ明け錦織圭 VS 赤土の王ナダル
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