2017年9月29日 オリックスバファローズのクリス・マレーロ選手が日本プロ野球通算10万号本塁打を放ちました! ヤッ━ヾ(*´∀)(∀`*)ノ゙━ッタ!!
史料を見ると、第一号はいまからおよそ80年前の1936年5月4日 大阪タイガースの藤井勇選手が甲子園で記録していますね。やっぱ甲子園ていろいろ由緒あってスゴイところなんだなあと思います。
日本中の男子が幼い頃にほぼ描くプロ野球選手にまで上り詰め、そんな選りすぐりの怪物たち一人一人がおよそ80年の時を紡いで蓄積した大記録を賞賛しないワケにはいかないですよ。久しぶりに最強説のコンセプトである「全てをリスペクト」に値する話題じゃないですか。おめでとうマレーロ、おめでとういままで放物線を描き散らかして来た強打者達! ZOZOマリンにいた観客のみなさんはすごくいい思い出ができて羨ましいです。
なお、私が今までの生涯で食べてきたチョコバットとうまい棒、さらにソーセージにバナナにチュロスを足しても10万本には遠く及びません。家の近くのスーパーでは稀にチョコバットの10本入りのヤツを仕入れるのですが、それを見かけたらまず10袋買うという奇特な私が1000人いないと10万本には届かないというとんでもない数なワケですよ。
10万本というわかりやすい数字は他の数字と結び付けて確率を計算しやすいですね。ふと考えるとそのうちの868本、実に0.868%は王さんが打っていることになります。80年間のホームランの1%弱とかヤバ過ぎですよ。あの人は名実ともに王過ぎて、もはやひれ伏すしかないレベルに到達しています。国民栄誉賞第1号もそういえば王さんですね。
高校時代に野球部だった知人に伺ったところ、やっぱりホームランはそう簡単に打てるような代物ではないそうです。タイミングとパワー、さらにはセンスまで必要だと言われ、成程だから華があるんだなと納得しました。王さんは勿論ですが、どの選手が打っても観客を魅了して興奮させるってすごい事ですよ。
ホームランはここがスゴイ!
- バットにボールが当たる時の会心の一撃感が凝縮された音
- 太陽や照明の光を浴びながら描く美しい放物線
- 観客のボルテージMAX
- ピッチャー交代
- 打ちまくると英雄になれる
- 当たりがでるともう一本もらえる
ほんと申し訳ない話なのですが、まだ私が幼い頃、チョコバットにヒット4枚かホームラン1枚でもう一本もらえた時代に、ヒット3枚とホームラン1枚を持って「おばちゃん!満塁ホームラン打った!」って言って4本もらったことがあります。
我ながらなんという悪どいガキだったんだか後悔しかありません。当時は理論的に間違ってないという自信があっての行動でしたが、あのときなんの迷いもなく「よかったねすごいね^^」って4本くれた駄菓子屋のおばちゃんは、余裕でそれは違うと分かっていながらも幼かった私にサービスしてくれたんだなって今になって思います。こどもが大喜びなもんで無碍にできなかったんだろうな・・・ごめんなさい。
そんな優しすぎるおばちゃんから放った悪の満塁弾は残念ながら球史には刻まれません。
現役の選手は勿論、今年甲子園記録を塗り替えた広陵の中村選手、高校通算111本の早実清宮選手をはじめとした次世代のスラッガー達は悪事に手を出さず、清く正しく20万号への道を切り拓いて行ってほしいですね。
プロ野球通算10万号本塁打炸裂!歴史を綴った強打者の証に酔いしれるを最後までお読み頂きありがとうございました。