【第75回セントライト記念(G2)回顧】アサマノイタズラが世代屈指の力をようやく証明!

重賞レース回顧

9/20㈪、好天の中山競馬場で第75回セントライト記念(G2)が行われた。

勝ったのは道中馬群から離れた後方を進んだ9番人気のアサマノイタズラ。

完全に勝ちパターンに持ち込んだ2番人気のソーヴァリアントをゴール寸前で差し切った姿は3月のスプリングS(G2)2着時の鏡写しのように鮮やかだった。

勝ち時計は2:12.3。

 

 

 

 

アサマノイタズラ

世代屈指の素質

アサマノイタズラは負けても負けても本命対抗以外の評価にしたことがない数少ない馬だ。

「図抜けた」とまでは行かないが素質は世代屈指のモノを持っており、重賞勝ちは時間の問題であることは再三申し上げて来たが、騎手変更によってあっさりそれは達成された。

少し惨敗すると目の利かない民は「弱い」の一言で片づけてしまうが、こっちは長年に渡り将来の重賞勝ち馬を早期に見抜き、追い続けるスタンスなので弱い馬は追わない。

ちょっと嬉しすぎて語気が荒いが、今回だけは多めに見て欲しい。

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要は推しな訳だが、かなり愛が溢れているのでアサマノイタズラファンの方は時間があれば是非とも目を通していただきたい。

今までの不遇も今回で解消した。後は菊花賞(G1)でPOG指名馬のシャフリヤールと共に頑張ってもらうだけだ。

 

 

 

 

 

 

セントライト記念(G2):回顧

印と短評

◎ ⑦タイトルホルダー

○ ②アサマノイタズラ

▲ ⑬グラティアス

△ ⑫ソーヴァリアント

さすがにタイトルホルダーを外すのは暴挙。

アサマノイタズラはまともならここでも力は上位。

グラティアスは減点材料が少ない。

ソーヴァリアントが前走負かしたエイシンヒテンはローズS2着好走。

今年のセントライト記念は堅めの決着と見る。

堅いが堅くなかった。

 

結果

②アサマノイタズラは行きっぷりが悪く先行集団から離れた後方。

これは凡走続きで危惧していた競走意欲の喪失かと惨敗も覚悟した。

本来なら好位を進んで抜け出した⑫ソーヴァリアント・戸崎が勝つ展開。

4角最後方から丸ごと吞みこむ馬がいたのは彼らにとって不運だったとしか言えない。

3着⑩オーソクレースはせいぜい7分の仕上がり。これでは買えない。

ルメールの腕もあるが、G1連対馬の面目はこちらが保った。

逆に、3着内不動と見ていた1番人気⑦タイトルホルダーは仕掛けどころを誤り直線ドン詰まりで何も出来ず13着大敗。

これで秋の中山重賞で◎を打った馬3頭は出遅れ・出遅れ・前壁と気の毒な事が続いているが、私の責任ではないと思いたい。

ぐぬぬ・・・(>_<)

展開あとがき

「ハイペースだったので展開が勝ち馬に向いた」

という書き込みが目立つので今一度レースを見直してみた。

2着ソーヴァリアント、3着オーソクレースは5~6番手を追走したが、バテてはいない。

3番手追走のタイトルホルダーは行き場を無くして沈んだに過ぎず、実際4角でも持ったまま進出しようとしている。

他の大敗した先行馬はそもそも力が無いか、距離適性に不安を露呈した馬ばかり。

ハイペースには違いないが、展開的にはむしろ2~5着馬に向いており、勝ち馬と同じように先行集団から離れていたグループはベルウッドエオが6着に頑張ったくらいで掲示板にも届いていない。

 

 

 

 

 

 

 

菊花賞(G1)へ

おそらくアサマノイタズラはこのまま最後の一冠へ向かうだろう。

26日㈰の神戸新聞杯(G2)の結果によっては本命視される可能性すらある。

個人的にはエタリオウくらい頑張ってくれればなぁと思っている。

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プロフィール
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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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