【第35回フェブラリーステークス(G1):回顧】完全復活を決めたノンコノユメを祝福する

重賞レース回顧

こんにちは。最後の直線が最高に楽しかったぽぽんです。

 

昨日行われた第35回フェブラリーステークス(GⅠ)はノンコノユメの豪脚炸裂で幕を閉じました。ゲートから直線までひたすら予想通りの展開に少し驚きましたが、たまにはこのくらい完全に当たってもバチは当たらないと思います。

では全出走馬の総括をさせて頂きます。

 

優勝:⑫ノンコノユメ

もうこれは見事としか言いようがないです。

前走根岸Sで約2年ぶりの勝利を収め復活をアピールした直後の中央GⅠ初制覇。

セン馬になってからというもの不振を極め、歯痒いレースを続けていた事がウソのような豪脚を披露してくれました。勿論展開がこの馬向きだった事は間違いありませんが、最強馬ゴールドドリームを競り落としての優勝は価値があります。

この後は夢のBCクラシック挑戦を視野に、まだまだ大きな夢を見せてくれそうです。

鞍上内田博幸騎手にとっても久々の美酒。おめでとうございます。

 

2着:⑭ゴールドドリーム

馬体重-14ということでザワついたようでしたが、特に目立って減り過ぎということもなく力は出せる仕上がり。そもそも砂質の合わない地方には適鞍が無い為、ここメイチ勝負なのは明らかだからお釣りのない-14だったということ。

スタートは当然後手を踏み、ややムーアがおっつけたので少し不安が過りましたが事もなく後方を追走。最後の直線では王者の宿命か王道競馬に出たために最後に代償が返ってきた格好になり僅かに勝ち馬に交わされてしまいました。

昨年制した2つのGⅠと比べ、立場上の重圧の違いが出てしまった形ですので強い負け方だったと言えるでしょう。なお、かしわ記念に出てきても一円も買いません。

 

3着:⑥インカンテーション

私のパドック評価2位でした。この馬がどの位置で競馬を進めるかが最大の関心事でしたが、あのデキで一発の可能性はより高まったのは確か。

展開を読んで7番手で進んだ皇成を褒めたいですね。

そもそもワンターンの東京マイルがドンピシャの馬。復活した昨年に東京大賞典で凡走した理由が今わかりました。なんで東京大賞典でこの馬買ったんだろう。。。。。

 

4着:⑯サンライズノヴァ

パドック評価1位だったのがこの馬。

正直なところ、勝ったノンコノユメは調教もパドックも大したことは無かったのでノンコは完全に展開次第という運ゲー要素が高いなという余計な考えが少し入ってしまいました。

それと比べて馬体の張りツヤが余りに完璧だったため、余分な資金を投じるハメになりました。こういう部分は本当に反省しないといけないと思います。

どんなに完璧に仕上げても力量差は埋まらない

新馬未勝利でよくこれでやられるので気を付けねば。。

とはいえこの馬自身ムラが無くなってきているのは好材料で、今後もより一層力を付けて行くでしょう。

ダート界では低レベルが叫ばれる現4歳世代ですが、公営の雄ヒガシウィルウィンと共に頑張って行って欲しいです。

なにしろ世代最強のダート馬が極度のスランプ中のタガノディグオですからね。。。(誰も信じない)

 

5着:⑬レッツゴードンキ

見せ場たっぷりの走りでJBCレディスクラシック2着したダート適性が伊達ではなかったことを証明。追い込み向きの展開を読んだ幸の好騎乗も光りました。

芝のスプリント路線が主戦場ですので次走は高松宮記念になるでしょうが、ダビスタっぽいローテーションだなと思うのは私だけでしょうか?

 

6着~10着

全馬後方待機勢。6,7着と8,9,10着は衰えているか否かというほんの少しの差だと思います。

ただ、このレースを何回やっても今回の6~10着馬が馬券圏内に来ることは無かったと言えるでしょう。

 

11着:②ケイティブレイブ

予想通り逃げず好位。なのにハイペースの真っ只中にいました。

内枠を引いた時点でほぼ終わってましたがさすが福永です。

実はゴールドドリームの出遅れより、この馬が出遅れて最後方追走という展開になる方がレース前は恐ろしかったのですが杞憂に終わりました。

 

12着:⑩テイエムジンソク

2番人気に推されましたが完全に展開負けですね。

初の関東遠征と初マイルが要因では無いと思います。

 

13~16着

14着ロンドンタウンはやはりせいぜいがGⅢレベル。

13,15,16着はあの展開で前に行っていますからね。

 

フェブラリーステークス:総括

  • 勝ったノンコノユメは陣営の我慢が結実した。心から祝福。
  • 一番強い競馬をしたのはゴールドドリーム。今回は横綱相撲をした分の負け
  • インカンテーションの三浦皇成もあれだけの騎乗ができるならばGⅠ制覇も見えてくる。

 

 

【フェブラリーステークス回顧】完全復活を決めたノンコノユメを祝福する

を最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 


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