【第22回チャンピオンズカップ(G1)】出走馬全頭診断

重賞展望

12/5㈰、中京競馬場で第22回チャンピオンズカップ(G1)が行われる。

昨年まではゴールドドリームを買っていれば良いだけのレースだったが今年は彼を含む強力どころが去り、一転して大混戦の様相。

枠順も重いウェイトを占める中京ダ1800mという条件で実績上位馬が外枠を、日本競馬のダート史上最強馬クロフネの血を引く紅一点ソダシは最内を引いた。

力関係と状態、そして展開に至るまでの見解が十人十色に分かれたこの一戦を制するのは果たしてどの馬だろうか。

 

 

 

 

 

 

チャンピオンズカップ

傾向(中京開催の2014年以降)

  • 過去7年の1番人気(1.2.1.3/7)
  • リピーターの活躍が目立つ。
  • 勝ち馬は4,6,8,12番人気からも出現。
  • 関西馬5勝、関東馬2勝。
  • 1,2枠から毎年馬券内に最低一頭。
  • 8枠は未だ馬券内無し。
  • 性齢は不問。

チャンピオンズカップ:データ

 

 

 

 

 

 

出走馬全頭診断

①ソダシ

〇 隣枠カジノが張田なら意地でも出るがミルコならおそらく最初から無理はしない。となればスピードの違いですんなりハナを切って砂を被らず行けるはず。

〇 そもそもダート血統。

✕ 競りかけられる展開になると厳しくなる。

✕ 左回り2回目、中京もダートも初。

✕ 蓋を開けてみるまで何もわからない。

②カジノフォンテン

〇 逃げより番手追走の方がレースは楽。

〇 前走は展開向かず、逆転も十分な力量馬。

〇 超絶好枠。

✕ 中央の馬場でどこまで?

③サンライズノヴァ

〇 調教横綱モズスーパーフレアに互角以上の圧巻の追切り。

〇 外から差すには厳しいが、経済コースを通ってイン突きの出来る枠。

✕ 体型が以前よりスプリント型にシフトしており距離がどうか。

④インティ

〇 過去2年3着好戦。ここはリピーター活躍のレース。

〇 中京(2.0.2.1/5)と得意。

✕ 絶頂期に比較するとこの程度の動きだったか?と思われる追切り。

⑤エアスピネル

〇 勝負気配全開だった武蔵野Sのデキは引き続き安定。ムーアを配し、ようやくG1馬になる態勢は整った。

✕ ムーア帰国→藤岡康太。せめて克駿だろ。

⑥テーオーケインズ

〇 春に本格化し、帝王賞では歴戦の古豪を一蹴。

〇 無理なく絶好位追走可能。

✕ 帝王賞は相手が走らな過ぎ。

✕ 出遅れて掛かる悪夢再びも。

⑦サンライズホープ

〇 G1に届く脚で追い込んだウェスタールンドを封じた完璧なレースセンス。

〇 強烈な印象を残した追切り。

〇 内の先行馬を丸ごと見ながら追走可能。

〇 かつてのダート王ホッコータルマエを知る幸。

✕ ダート界を牛耳る猛者達とは初対戦。

⑧スワーヴアラミス

〇 好枠。

〇 前走はゲート躓きによるもので参考外。

✕ 完全に前走メイチで調子落ち濃厚。

⑨オーヴェルニュ

〇 3戦3勝の中京では別馬。

〇 長めから好時計で状態絶好。叩いた効果大。

〇 適正外での連敗で人気落ち。

✕ 負ける時は惜しくもなんともなく大敗。

⑩ケイティブレイブ

〇 シンガリ人気からもG1連対の実績。

✕ あっさり長岡を降ろす容赦の無さ。

✕ 加齢の影響か追切りが酷い。

⑪アナザートゥルース

〇 前に行ければ粘る時は鬼のように粘る。

〇 瑠星でレースを破壊する先行策も。

✕ そのためにはもう少し内目の枠が欲しかった。

✕ 状態もせいぜい前走並。

⑫クリンチャー

〇 相性抜群の川田。

✕ 相性最悪の左回り。

✕ 一叩きしたが、まだ調子も上がり切らない。

⑬チュウワウィザード

〇 リピーターレースに昨年の覇者。

〇 格と実績は最上位。

〇 骨折開けの不利枠JBCですら健闘する地力。

✕ 最後伸びるのが取り柄のチュウワウィザードにして最後全く伸びない極悪の追切り。

✕ 枠もギリギリ。

⑭ダノンファラオ

〇 相応のやる気を見せた追切りで状態良好。

✕ 地方交流ですら一流半の成績では。

⑮メイショウハリオ

〇 初重賞を決めた勢い。

〇 安定した末脚で前が激流なら出番も。

〇 条件馬と互角程度の追切り。

⑯カフェファラオ

〇 力強い動きで好調。

〇 能力の底はまだ見せていない。

〇 G1のルメール。

〇 昨年は好枠から外回し、気分屋なのか走りにムラもあるので度外視。

✕ フェブラリーSは強敵不在の凡戦。

✕ ここは2月に引くべき枠。2021年G1のルメールは基本的に枠運無し。

 

 

 

 

まとめ

◎ ⑦サンライズホープ

〇 ⑨オーヴェルニュ

▲ ⑥テーオーケインズ

△ ③サンライズノヴァ

△ ⑤エアスピネル

その他ヒモ候補は①②④⑯からパドック上位馬を選定。

 

難解なレースだが、それならばすんなり全馬が力を出し切った場合を想定するべきだろう。

展開利と能力を総合的に判断すれば⑦⑨⑥の順で勝利に近い。

終わってみればソダシのダート適性やカフェファラオの絶対能力が爆絶級だったとしてもそれはそれで仕方ないと割り切るほかないだろう。

実績最右翼のチュウワウィザードは枠と追切りに不安があり過ぎてとても手が出せないように思えた。

以上。ご精読ありがとう。

今日もしっかり勝ち切ろう(´・ω・`)b

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プロフィール
ブログ管理人
ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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