王侯貴族が手塩にかけた世界最強馬が集結する超ド級GI。それが凱旋門賞だ!

今日は2017年10月1日。毎年10月の第一日曜日は遠いフランスの地で凱旋門賞が行われます。

日本からはサトノダイヤモンドサトノノブレスの二頭が出走。頑張って欲しいですがとにかく相手が強い。なにしろ凱旋門賞です。長い歴史と伝統があり、勝てば世界的な名声と栄誉を手にすることができるGIの中のGIであり、アラブの王様達やヨーロッパの貴族達も毎年このレースを獲るためにとてつもない情熱を注いで来ます。ウソみたいで本当の話です。

それだけに世界中の芝の現役最強馬がこぞって集結する桁外れにハイレベルなレースで、生半可な馬で勝てるようなレースではなく、歴代勝ち馬はバケモノばかりで、あの三冠馬ディープインパクトやオルフェーヴルですら戴冠には至りませんでした。

オルフェーヴルはソレミアに競り負けた結果になりましたが、アレは明らかに勝てていたレースで、池江調教師も相当辛かったことでしょう。直線で一旦完全に置き去りにした馬に差されるなんてそうそうありませんからね。さすがオルフェーヴルだと思います。

ディープインパクトは現地のパドックと本馬場への通路で見ましたが、明らかに調整を失敗した馬体に映りました。凱旋門賞にステップレースも使わず、万全に仕上がらないようではディープインパクトですら勝てないのです。

私が初めて凱旋門賞を生観戦したのはエルコンドルパサーの出走した1999年。世界一強い馬が半年賭けて凱旋門賞を獲りに行くワケですから、玉砕覚悟の応援に行きました。圧勝することを信じて疑わず、冗談みたいな額の単勝を買い、2380m走ったところで轟沈しましたが、今でも後悔はありません。

さすがに逃げるとは思わなかったのですが、フォルスストレートを抜けて最後の直線に入った時のドキドキ感は半端じゃないワケですよ。

もはや敵はいない、突き放せパサーよ。日本の馬が最強だという事を世界に知らしめるのだ。

何様のつもりで応援しているのかわかりませんがとにかく大興奮しながら祈りました。しかしその時、独走態勢に持ち込もうとするエルコンドルパサーに向かって魚雷のような勢いでモンジューが追ってきます。一完歩ごとに差が詰まります。本気でやめてください。

粘りに粘るエルコンドルパサー、祈りに祈る私。そんなことお構いなしで、嘲笑うかのようにモンジューは先頭でゴールを駆け抜けました。小差で続いたエルコンドルパサーの後続とは実に6馬身の差が開いており、二頭のチャンピオンが生まれたレースと語り継がれています。

レース後、悔しくて仕方ない私に二人組のフランス人らしきお兄さんが語り掛けてきました。
「日本の馬は強いな!」と。

本場フランスのファンにもさすがにエルコンドルパサーの強さは納得がいくものだったらしく、フランス馬が勝ったとはいえ敗者へのリスペクトの気持ちを伝えたかったのでしょうね。私からは「今回は負けたけれど来年はパサーと互角級に強い馬が仕返しにくるから楽しみにしててね」と伝えておきました。グラスワンダーのことです。

残念ながらグラスワンダーの遠征は叶わぬ夢となりましたが、あれから数年経って挑んだ日本の傑作が何度かあの時の二人を楽しませているかと思えば、一年後ではなかったけれど約束はそこまで違えてなかったのかなと思います。

エネイブルを筆頭にした欧州の最強馬たちの牙城はそう簡単には崩せないでしょうが、今年のサトノ軍団は果たして日本競馬の悲願を成就できますでしょうか?

目標を定めて地道に努力を続ければ、いつの日かその努力は報われ、願いはきっと叶います。
「無理だ」「勝てるわけない」「できっこない」で何もしなければ、いつまでも敗者のままであることを熟知した本物の男達の挑戦を、今年も見届けたいと思います。

投稿者: ぽぽん

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