【今週の馬場考察】  12/11~12 中山・中京・阪神

今週の馬場考察

各競馬場の馬場状態

中山

今週は中山開催の2週目。先週は条件クラスから1200m1分7秒台が連発の高速馬場となり、どの距離でも内を回った逃げ先行馬の活躍が目立った。

先週の中山芝コースで3着以内に入った馬の4角でのポジションはこうだ。

土曜(12/4)

  • 3R2歳未勝利2000m ②③③
  • 5R新馬戦1200m  ①⑧⑨
  • 9R2歳1勝2000m ①⑧②
  • 11R3歳上GⅢ3600m ⑥①②
  • 12R3歳上2勝1200m ③①⑧

日曜(12/5)

  • 3R2歳未勝利1600m ②②①
  • 5R新馬戦2000m ②⑤①
  • 9R3歳上3勝1200m ③①⑦
  • 11R3歳上OP1200m ⑩⑩⑦
  • 12R3歳上2勝2500m ②⑥①

4角先頭2番手以内の馬が分かり易く好走している。日曜11Rこそ差し馬決着となってはいるが、1~3着馬の馬番はそれぞれ②③①。そしてこのレースは先行した2頭アスタールビー(4着)とアルピニズム(5着)がお互い譲らず共倒れしたが、それでも勝ち馬から0.1秒差まで粘り、2着馬とのタイム差は無かった。

では今週はどうか?JRAホームページの写真を見てみよう。

さすがにどこを通ろうが状態に差が無いなら皆経済コースを通る。3角から外を回すのはマズイが、前が止まらないのは明白なので4角から差し馬勢は進路確保のため外に持ち出したけれども、直線もキレイで結局後ろからでは厳しかったんだろうなと一目で解る馬場だ。

とはいえ、やはり直線でもなるべく内目を通る馬が多かったのも事実。写真では測れないダメージも確実に蓄積され、さらに今週は雨に祟られたこともあって先週よりもやや緩い馬場で週末を迎える。

おそらく稍重で始まる土曜日は逃げ先行有利の状況でやり切れると考えるが、隊列が縦長のレースが続き、一気にインコースが悪化する可能性は否めない。

今ここで日曜日のコースはこうだとは言えないので、願わくば皆様には12/11㈯の最終レースのパトロールビデオは忘れずに見るようにしてほしい。

引用:JRAホームページ(含水率と馬場状態)

中京

中山同様こちらも2週目。12月全6日の開催中、最初の4日間はAコースなので来週にはコース替わり。その後2週の空白を挟み、年始の金杯からの1回中京は12日間続く。

それではまず先週の中京芝コース3着以内馬の4角位置を確認してみよう。

土曜(12/4)

  • 4R2歳未勝利1600m ②⑥③
  • 7R3歳1勝1400m  ⑧⑫②
  • 9R3歳1勝1600m ⑥②①
  • 11R3歳上3勝1400m ⑥③⑥
  • 12R3歳上1勝2000m ③⑩⑭

日曜(12/5)

  • 4R2歳未勝利1400m ②①⑤
  • 5R新馬戦2000m ④①③ ※6頭立て
  • 8R3歳上1勝1200m ⑬②⑧
  • 9R2歳1勝1600m ③⑧⑦ ※9頭立て
  • 10R3歳上2勝1600m ⑥⑦⑧

何と開幕週にも関わらず逃げ馬が未勝利である。

逃げ馬の質そのものにも問題はあったが、12/4㈯は中山と阪神で重賞があったためG1前日の中京は完全に裏開催で全体の騎手質が薄くなった。

前回の福島開幕週同様、ペース配分や仕掛けどころに難のある騎手が揃えば、例え前有利の開幕週でも追い込み馬の台頭を許すケースが多々ある。

ヘタクソな騎手でも開幕週の土曜日は馬場が全く荒れていない位は分かるので皆インコースに殺到する。その結果、直線で内枠の人気馬が進路取りをミスって詰まるという事は常に頭に入れておくべきで、11R飛騨Sの①サトノアイなどは危険な人気馬として散るべくして散ったとも言える。

なお、このレースはゴール前だけ見ると⑱⑯⑭と外枠差し決着になっており(4角位置は⑥③⑥で実は前目)、その他のレースでも⑯ソウルラッシュや⑰ナンヨーアイボリーが好走していたため外有利と見做した方も多かったようだ。

しかし、開幕週の土曜に外枠が有利な事は99%無く、好走理由は能力の違いか展開によることは明白である。

次走昇級戦となるソウルラッシュ、同条件で走れるナンヨーアイボリー、サンキューユウガは当然次も勝ち負けになるだろう。イーサンパンサーはムラ馬なのでよくわからない。

ただ、日曜になると名手が揃い、状況もより見えて来た。

まずは馬場の痛みを確認しよう。

JRAの発表によると3コーナーから4コーナー内側に痛みが出始めたが、その他の箇所は概ね良好な状態。

先週土曜日は何でも良いからインに行け思考でグダグダしたレースばかりだったが、日曜日午後になって瞬発力のある馬が好走を重ね始め、最後の芝レースとなった10R1600mで上位4頭が33.3~33.5秒の上がりを使っている。これが今週のヒントになるだろう。

  • 直線の進路取りは内から4~5頭分開ければ十分OK。
  • 瞬発力重視。
  • 含水率は稍重寸前でインはレースを重ねるほど悪くなる。
  • 早くも逃げ番手は苦戦か?

ひとまず12/11㈯の中京はこの視点でレースを見ることにする。

阪神

クッション値は9.7、含水率10.3%と先週より硬い馬場。(先週金曜はクッション値9.5、含水率12.1%)

ではまずBコースに替わった先週の上位馬3頭の4角通過順から。

土曜(12/4)

  • 4R2歳未勝利1200m(内) ②①⑦
  • 5R新馬戦1800m(外)  ④②④
  • 7R2歳未勝利1600m(外) ③⑥⑥
  • 9R3歳上2勝1800m(外) ⑥①③ ※9頭立て
  • 11R3歳上GⅢ2000m(内) ②⑥⑧

日曜(12/5)

  • 2R2歳未勝利1800m(外) ①④⑩
  • 5R新馬戦1200m(内) ②①② 
  • 9R2歳1勝1200m(内) ③⑦①
  • 10R3歳3勝1800m(外) ⑥③② ※8頭立て
  • 12R3歳上2勝1400m(内) ①⑤②

これぞコース替わり初週と言わんばかりに後方勢に出番がない。また、連続開催久しい阪神にも関わらず、日曜日後半に驚く程速い時計が出ていた。

  • 10R 1800m スーパーフェザー1:45.0
  • 12R 1400m ショウリュウレーヴ1:20.6

荒れた直線で33秒台が出るわけでもなくこの時計が出る理由は道中が如何に良好な馬場状態であるかを如実に示している。

ペースが上がり過ぎればアカイイト系の長く良い脚を使えるスタミナ型の台頭も考えられるが、基本的には馬場が硬くなる今週はスピード系先行馬か瞬発力のある馬に好走条件が揃うように思える。

であれば、阪神の狙い方は先週同様。

  1. 内々の経済コースを好位で追走し、直線は早めに進路を確保出来る馬。
  2. 逃げ番手馬。
  3. 差し馬。
  4. 追い込み馬

やはり1と2は今週も相当優位に立つ。先週に引き続き、11月の阪神開催で不遇枠から思い通りのレースに持ち込めなかった馬を狙いたい。

11月阪神芝の有利枠は全体を通して⑦~⑫、不利枠は以下にまとめた。

  • 1200の外枠。
  • 1400、2000、2200の内枠。
  • 1600の内枠外枠。
  • 1800はフラット。

前走不利枠から凡走で人気を落としている馬は率先して買い、好枠で「外から」差し込んで来た馬は疑って見るべきと考えた。

以上、有馬までに皆様の財布が膨らむ事を祈る。

先週の馬場考察:12/4~5 中山・中京・阪神

 

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